「ネオニコチノイドは人には安全」って本当? | 化学物質過敏症 runのブログ

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・ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議より
http://www.kokumin-kaigi.org/kokumin03_53_07.html

・「ネオニコチノイドは人には安全」って本当?
●人へも影響?
 ネオニコチノイドは人には毒性が低く安全と言われていますが、本当でしょうか?
 アセチルコリンと受容体は人の自律神経や末梢神経だけでなく、脳で記憶や学習、情動などにも重要な働きをしています。

その上、免疫系や脳の発達にも重要な働きをしていることが分かってきています。

ネオニコチノイドは、哺乳類アセチルコリン受容体への結合性は昆虫類に較べ弱いとされています。
 確かに昆虫が死ぬ濃度で人は死にませんが、人には無害という根拠はありません。

実際に人でネオニコチノイドによると考えられる被害例があるのです。
●子どもにも有害なニコチンと類似
 最近ではネオニコチノイドが哺乳類の神経に対しニコチン様の作用を及ぼすという研究報告が多く出てきています。

ニコチンの毒性は近年明らかとなり、特に胎児・小児では低用量でも多様な発
達毒性が確認されています。

ネオニコチノイドがニコチンと似た作用をするとしたら低用量でもその影響は大きいのです。

農薬の毒性試験では、脳の高次機能に関わる発達期神経毒性や複合毒性な
どは調べられていないだけに、ネオニコチノイドの人への毒性が懸念されます。

アメリカの最近の研究では、有機リン系農薬を低用量でも摂取した子どもはADHDなどの発達障害になる率が2倍近く上がると報告されており、ネオニコチノイドと有機リン系農薬との複合影響も心配されます。