CAP-RASTとは? | 化学物質過敏症 runのブログ

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・CAP RAST法とは?

CAP RAST法とは、特異的IgE抗体を測定する方法の1つです。

CAPはcapsulated hydrophilic carrier polymerの略です。

RASTはradioallergosorbent testの略です。


この方法では、

従来の方法より、約3倍もの抗原結合能を有していますので、

従来より検出率が向上しています。


現在では、約200種類のアレルゲンに対する

特異的IgE抗体の測定ができるようです。


たとえば

卵白、ミルク、小麦、大豆、そば、米、ネコ皮屑、イヌ皮屑

などに対するIgE抗体を測定できます。


結果は、IgE抗体の量を0から6の7段階にわけて

2以上を陽性と判定します。


陰性 0、1
陽性 2、3、4、5、6


ただし、この検査で陽性となっても

それが必ず症状と結びつくものではありません。


食物アレルギーでは、

その抗原を含む食べ物を食べて本当に症状がでるかどうかが

決め手となります。


ですので、この特異的IgE抗体が陽性だからといって

それがそのまま強制的に食物制限になるわけではありません。