ギャンブル依存症2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・日本でも増加しており、推測で患者数は200万人を突破していると考えられている。誰もがなる可能性があり、知らず知らずのうちにはまる病気である。

特にパチンコ・パチスロでは一般に広く普及しているため、これに関連して「パチンコ依存症」など社会問題として認識されている一方、パチンコの業界団体でも依存者に対する依存症脱出のための情報提供を行っている(→パチンコ)。

なおギャンブル依存の結果、深刻な借金苦に陥るケースはあとを絶たないが、日本では破産法により浪費や賭博など射幸行為をしたことによる負債では破産が認められず、弁済の義務を放棄することができないといった事情もある(→破産#免責許可の決定の要件等(免責不許可事由)1-4参照)。

原因 [編集]抑圧された感情をうまく吐き出せず、ギャンブルで発散しているケースが多い。

同じ依存症でも摂食障害やアルコール依存症などは広く認知されており、周囲も気づきやすいが、ギャンブル依存症はまだ認知度が低いため、病気であることが認識されず症状が進行しがちである。

この病気の難しさは、この「病気としての認知度が低い」という点にある。

すでに自力で抜け出せない状況に陥っているにもかかわらず、本人はいつでもやめられると考えたり、他者の助言に耳をかさずに病気であることを自覚しないことが挙げられ、症状が進むとギャンブルで出来た借金をギャンブルで勝つことにより清算しようとするなど、合理的では無い考えを抱き実行したりと言う問題行動が繰り返される。

また周囲が、病的な状態だとみなしても病気そのものだとは考えていない場合もある。

このため、医療措置としての治療を受けさせる機会が遅れる傾向もある。

治療 [編集]特効薬はなく、同じ悩みや体験を持つ患者同士で話し合うことにより病気についての理解と自覚を深めることができる、GA(ギャンブラーズ・アノニマス)と呼ばれる自助グループに参加するのが有効とされる。

新しい生き方や価値観などを発見することにより、ギャンブルからの脱却が可能になる。この病気が疑われる場合には、経済的な損失が取り返しのつかない段階になる前に、早急に精神科を受診し、治療を開始すべきである。

自己の症状をきちんと認識することがこれら症状の治療の上で重要であり、日本では先にあげたパチンコ業界団体ウェブサイトなどで簡易チェックリストが用意され、これを利用することで自分の状態を客観的に認識することが期待される。

このほか、社会的な取り組みとして、地域によってはそういった依存者に無理な融資を禁止しているケースも見られる。