完璧主義2 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです


原因 [編集]いくつもの原因が要因として考えられている。

一例を挙げれば、条件的な愛(厳密に言えば愛ではなく、自分のエゴの押し付け、とも呼べるようなもの)しか示さない母親あるいは父親などの保護者のもとで育てられた場合に、このような気質になってしまうことが多いことが知られている[3]。

すなわち、何かがうまくできた時だけ認めたり愛情を示すが、何かができないと愛さない、というようなあからさまな態度の変化があるような親によって育てられると、子供は自分が何かがうまく実行できるかどうか、ということに(本来人間が自然に持っているおだやかな関心以上に)異常に過敏になってゆく(よって、まっとうな子育て論では、条件付で愛情を示すような親になってはならない、とされている。

たとえば子供が自分の思うような結果を出さない時でも、どんな時でもベースとなる愛情を持ちつづけ、それを示しつづけることが大切なのだ、とされている)。


脱却法 [編集]もしも自身の親が「条件付の愛しか示さない親」に当てはまるようならば、親の影響から心理的・物理的に遠ざかるのがひとつの方法である。

上記のような親からは心理的・物理的にすでに離れている、あるいはそもそもそのような親ではないというのに、自身に完璧主義の症候群が出ている場合は、認知療法を受けるのがひとつの方法である。

あるいは、専門家のもとで認知療法を行わなくとも、認知療法のエッセンスを記した書物などを読んでそれを実行するだけでも、かなり効果があがる人も多い。ノートと鉛筆(と自分の心)だけを使って、自分ひとりで実行できるような方法が紹介されているものもある。

認知療法が行っていることは、要は、認知のしかた、すなわち考え方の癖やものの見方を変えるということである。

完璧主義者は、外部的な行為や条件にばかり意識がゆき、自分の思考の流れや思考形態そのものに意識が向いていない人が多く、自分のものの見方を変える技法を持ち合わせていないことがほとんどである。

認知療法では、ものの見方、考え方を自分自身で変えるノウハウが提供されているので、完璧主義者でも大半は考え方を変えることができるようになり、やがて事態が改善してゆくことが多い。


runより:ずっと性格だと思ってました。疾患なんですね。