・◆怖い化学物質過敏症 発症してからでは遅い
こんな言葉を知っていますか?
シックハウス、シックスクール、シックビル、VOC、ホルムアルデヒド
花粉症なら知っていますね。スギやいろんな植物の花粉でアレルギーが起きてしまう症状です。
鼻水、涙、ノドの痛み、頭がぼーっとしたりしますね。
人間の身体がある日突然、ある物質に対して過剰な拒絶反応を起こしてしまうわけです。
体質により、アレルギーはいろいろな物質で起こります。食べ物、花粉、そして化学物質。
最近増えている症状の一つが、化学物質にたいするものなのです。
身の回りをみると化学物質がたくさんありますね。
プラスチックから塗料、接着剤、抗菌剤、殺虫剤などなど、便利ですよね。その多くは自然界には存在しなかった物質なのです。
この何十年かの間に開発されたわけです。
最近、それら化学物質に過剰な反応を示す方が増えています。
ある日突然、花粉症のような症状が起こります。
怖いのは、もっと症状が重いことなのです。
そして一度かかると直りにくいことなのです。
これが化学物質過敏症です。
化学物質過敏症の原因の究明は始まったばかりです。
今わかっている事の一つに、建材が出す化学物質があります。
家の中にいると具合が悪くなる。症状が軽い状態をシックハウス症候群と言います。
新築の家に入るとツーんとした臭いがします。
これが原因で鼻水、せきなどが出る症状です。
この程度でおさまればよいのです。
しかしこれは化学物質過敏症の前段階なのです。
もしこんな症状が出たら、ここで食い止める努力をしましょう。
症状が悪化して化学物質過敏症になると大変です。
できるだけ窓を開け換気してください。化学物質を外に排気しましょう。
また化学物質を除去する製品も販売されていますので、よくメーカーに効果を確認して、使ってみるのも良いでしょう。
化学物質を含む建材はいろいろです。
壁材、接着材、塗料、断熱材、板材、畳、家具、カーテンなど。
もしシックハウスを真剣に考えるなら、家を建てる前に業者の方に相談して、材料選びから注意してください。今、害があることが分かっているものの一つがホルムアルデヒドです。これは接着剤や壁材に使用されています。
他に一般的にVOC、揮発性有機溶剤と呼ばれるものも害があることが分かっています。
シンナーやトルエンなどもそれです。鼻にツーンとくる臭いですね。
化学繊維の製品にも使用されていることがあります。よく衣料店に入るとクサイ臭いがすることがありますが、あれもVOCの一種です。
人間は長い歴史の中で、地球の自然に適応して生きてきました。人間の身体が、現代の化学物質漬けの環境にどの程度適応できるか? 現代の環境は、過去の人間の進化の過程で、経験したことのない環境なのです。
我々が意識しない身体のメカニズムの中で、その答えが出始めているのかも知れませんね。
runより:点数は80点ですね~(^▽^;)ある建築業者のHPからですが・・・
シックハウス症候群と化学物質過敏症は違いますよ。
「化学物質過敏症にならない為にシックハウス症候群にならないようにしましょう」なら100点でしたね。