・脳内のカルシウムポンプ
大脳の前頭前野で、感情や表現を調整している扁桃体、そして記憶をつかさどっている海馬の各細胞で水銀や鉛によってカルシウムポンプの機能が阻害されると、細胞内にカルシウムが蓄積される。
また、ある遺伝子に変異がある場合、体質的に鉛を蓄積しやすくなり、扁桃体や海馬の細胞内にカルシウムが同じように蓄積される。
その結果、扁桃体や海馬の細胞機能が円滑に進まなくなり、神経伝達物質であるセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンを介して、不安感など情動のコントロールができなくなったり、記憶・学習力の低下が起ったり、行動の活発化や攻撃性が起こったりするという。
有害金属―水銀、鉛、ヒ素、カドミウム、アルミニウム
カドミウムは鉛とともに骨に沈着し骨粗しょう症を起こす。
日本の米の含有カドミウム量はかなり高く、玄米では糠の部分にカドミウムが多く含まれる。
また、鉛は、大森先生の毛髪検査値解析によって、母親と子どもの間に相関関係が示唆された。鉛は、鉛管が使われていることにより水道水が汚染源の可能性もある。
またアルミニウムも水道水が汚染源の一つであると考えられるが、日本では基準値がない。
水銀については、現在、中国などの発展途上国による石炭火力発電によって環境中に大量に放出され、海洋の水銀濃度が上昇し、魚の水銀濃度も上昇しているといわれる。
また、ヒ素は海底火山から出ていて海水中に含まれ、海藻そして魚に含まれる。
水銀は、ワクチンの殺菌作用のために使われるなど子どもの健康に影響を与えている可能性がある。
(文責:森脇靖子)
runより:以前から書き忘れていたのですが、実は玄米は危険です。
栄養価は高いのですが籾殻には有害物質も付着しています。
その為よほど信頼できる玄米しか食べたくなくなりました。
まぁ・・・ノーリスクな食べ物なんてほとんど無いんですが・・・