ロンドン決議 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:VOC-電磁波対策研究会 VOC-EMF Measures Research Association
http://homepage3.nifty.com/vocemf/
http://homepage3.nifty.com/vocemf/link1.1.html


・ロンドン決議
オーレ・ヨハンソン
スウェーデン、ストックホルム、神経科学部、カロリンスカ研究所、実験的皮
膚科学課ロンドンのロイヤル・ソサエティで、ロジャー・コーギル、ロバート・ベッ
カーによって主催された、「現在のICNIRP電磁場被曝勧告は適切なのか?」と題された、2007 年11 月27 日の科学的会議で、科学者たちは、2006年のベネヴェント決議をさらに詳しくしたバイオイニシアティブ報告を支持し、
次のように議決した。
「署名した私たちは、英国健康防護庁(HPA)、英国政府、そして世界各国
の政府と全ての健康防護庁に対して、無線周波数電磁波(RF)と超低周波電磁場(ELF-EMF)の被曝ガイドラインをただちに削減するために、バイオイニシ
アティブ報告(2007 年)の見解と勧告、その前のベネヴェント決議(2006 年)、
カタニア決議(2002 年)、ザルツブルグ決議(2000 年)を考慮することを求め
る。

その理由は下記の通り:
・ 現在のガイドライン以下で何度も被曝することにおいて、有害な非熱健康影
響の圧倒的な証拠があること。
・ ヨーロッパとアメリカ、その他の市場で携帯電話が100%近く普及している
ことと、至る所で普及が増えていること。
・ 現在のガイドラインが設定された当時の想像を超えて、無線ネットワークと
機器が莫大に増えていること。
私たちは、被曝ガイドラインを再評価するために、そして科学的エビデンス
全体を反映する生物学に基づいた公衆安全限度値を作り実行するために、緊急の問題として、再招集することをICNIRPに求める。現在のICNIRPガイドラインは、急激に増える環境レベルのELF-EMF とRF への慢性被曝による健康影響に対して、十分に防護していない。
下記についても問題だ。
・ 私たちは、長期間の被曝で生物学的影響が報告され、有害な健康上の結果に至ると理論的に推定されるELF-EMF とRF の予防的行動や生物学に基づいた新しい被曝限度値を定義する独立した団体を立ち上げることを求める。
・ そのような勧告がない中で、私たちは、2007 年のバイオイニシアティブ報告
のELF-EMF とRF 勧告を直ちに実行すること、RF 被曝について屋外で
0.06V/m、屋内で0.02V/m のザルツブルク州政府公衆衛生局の勧告(2002 年)を試みることを、中間的な段階としてHPAと英国政府に提案する。
予防原則に基づいて、子どもたちと傷つきやすいグループ(てんかんや心臓
の問題があるような人々)は、危険なリスクに曝露するべきではない。

したがって私たちは下記を提案する。
・ 16 歳以下の子どもたちは、緊急通話時のみ、携帯電話とコードレス電話を使う。
・ 無線LAN、ワイマックス、その他の無線ネットワークの形式は、家や学校、
公的空間に設置せず、その使用を促さない。
・ 基地局(「塔」)が生物学に基づいた新しいガイドラインを、あらゆる地域で、
単独または累積で越えないことを確保するために、定期的で頻繁な独立した
検査機関が照射の義務を負う。

そのような検査は、広く発表され、公的な監督のために役立てられる。
実行するために予防原則が必要だ」。
署名:(以下省略)出典:パソフィオロジー XXX(2009)XXX
(訳:加藤やすこ、2009.10.28)