・出典:VOC-電磁波対策研究会 VOC-EMF Measures Research Association
http://homepage3.nifty.com/vocemf/
http://homepage3.nifty.com/vocemf/link1.1.html
・携帯電話と携帯電話基地局に関する
ザルツブルク決議
携帯タワー設置に関する科学と公衆衛生の国際会議
2000 年7 月7-8 日、ザルツブルク
www.land-sbg.gv.at/celltower
1. 基地局の運用と建設に関する開発権は、承認手続きに従うべきだと勧告され
た。承認手続きは下記の内容を含むべきだ。
・ 地域住民の事前情報と積極的な参加
・ 設置について代替地の監査
・ 健康とウェルビーイングの防護
・ 地域・町の景観の保全に関する考慮
・ 被曝の算定と測定
・ 高周波電磁場被曝の現存する発生源に関する考慮
・ 設置後のモニタリングと検査
2. 国のデータベースは、全ての基地局とその照射の詳細を提供する政府レベル
で作ることが勧告された。
3. 既存と新設の基地局について、できるだけ被曝を低くするためにあらゆる技
術的可能性を利用すること(ALATA 原則)、そして新しい基地局は、人々が
長時間過ごす場所での被曝を、厳密な公衆衛生ガイドライン内で、できるだけ
低くすることを保証するよう勧告された。
4. 現在、低い用量範囲での基地局からの被曝の生物学的影響の評価は難しいが、公衆衛生を守るために絶対に必要だ。
健康に有害な影響について、現在のところ、しきい値が無いという証拠がある。
明確な被曝限度の勧告は、まだわかっていないので予防を考慮するべきだ。
全ての高周波の照射について、100mW/㎡(10μW/㎠)が勧告された。
予防的公衆衛生保護について、GSM基地局のような、超低周波パルスに変
調されたあらゆる高周波被曝の設備からの合計総量に関する予防的ガイドラ
インレベルは1mW/㎡(0.1μW/㎠)が勧告された。
(以下、11 か国20 名の研究者等の署名は省略)
出典: http://www.salzburg.gv.at/salzburg_resolution_e.htm
(訳:加藤やすこ、2009.10.30)