・中略)
携帯電話の電源オフ:
電磁波過敏症の人と、電気設備によって有害な影響をうけるかもしれない他の人を守る。
占有者やスタッフが、コンピューターやその他の電気設備の電源を切るかプラグを抜くことができること:
電磁波過敏症の人と,電気設備やコンピューターによって有害な影響をうけるかもしれない他の人を守る。
占有者やスタッフが、蛍光灯を切ることができること:
照明を管理する人の新しい建設理由のために、LEED(エネルギーと環境デザインの指導,訳注:米国の建物の環境配慮基準)を勧める。
磁気安定器よりむしろ電気を含む新しい蛍光灯は、視覚的ちらつきや聴覚的雑音を発生させいないので、幾人かの電磁波過敏症の人にとって問題が少ないかもしれない。それらはまた、発作を誘発する傾向も少ない。
(中略)
調整のための勧告(52ページ)
化学物質過敏症や電磁波過敏症の人々は、殺虫剤や掃除用品、香料、改装作業などのきわめて低いレベルの一般的な化学物質や、コンピューターや携帯電話、その他の電気設備から発生する電磁場の曝露で、身体が衰弱する反応を経験している。
・過敏症の重さは、化学物質過敏症や電磁波過敏症の人々の間でさまざまである。
少しの調整で特定の建物に入ることができる人もいるが、一方では衰弱反応を起こさずに同じ場所へ入ることができない重篤な影響を受ける人もいる。
さらに、特定の曝露への耐性は、ある人と他の人とで大きく変わる。
同時に、いくつかの曝露、例えば特定の殺虫剤や広範囲な改装の採用などは、全ての化学物質過敏症の人々にとって破壊的で、相当長い期間、建物や施設をアクセス不能にするかもしれない。