・「もし、その人の主な生活活動の一つ以上を実際に制限する、神経学的に、個人の呼吸器やその他の機能を大変重篤に害しているのなら、多種化学物質過敏症と電磁波過敏症はADAの下の身体障害者と見なされることを、委員会は認めた。委員会は、この人々の必要性を綿密に調べ、これらの人々のためのアクセシビリティ問題に取り組む活動に着手することを計画する。
委員会は、多種化学物質過敏症と電磁波過敏症の人に配慮するための最高の実践について技術的な補助器具を開発することを計画する。
委員会は、屋内環境品質のプロジェクトに責任を持つことも計画する。
このプロジェクトで、委員会は建物のオーナー、建築士、建物の建設業者、標準規定と基準設置組織、化学物質過敏症や電磁波過敏症の人たち、その他の人たちと一緒に行なうだろう。
このグループは、屋内環境に影響を与える建築設計と建設問題を調査し、建てられた環境で化学物質と電磁場のレベルを減らすために使うことができるアクションプランを作るだろう」。
この報告書と内部に含まれた勧告は、パブリック・コメントの過程からの直接的な結果だ。アクセス委員会は、アクションプランを実行する最初の段階として、この屋内環境品質プロジェクトを設けるために、国立建築科学研究所(NIBS)と契約した。
委員会と著名な運営委員会は、プロジェクトの目的を評価するため、メリーランド州のベセスダで2004年1月に会い、設立された。
次の4つのタスクチーム(委員会)が、運営と維持、クリーン・エア・ルーム、設計と建設、製品と器具に関する建物の具体的な問題に取りくむために設立された。
これら4つの委員会からの下記の報告は、建物内のIEQ(訳注:屋内環境品質)を改善するための勧告を提供する。
彼らは、読者がより深く関係のある問題を調べられるように、価値のある情報源と参考文献を記した。プロジェクトの焦点は、商業ビルと公的ビルだが、勧告を与えられ扱われた問題の多くは、住宅環境で適用される。