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・出典:VOC-電磁波対策研究会 VOC-EMF Measures Research Association
http://homepage3.nifty.com/vocemf/
http://homepage3.nifty.com/vocemf/link1.1.html

・建築交通バリア/コンプライアンス委員会の報告書「IEQ(屋内空気質環境」(抜粋)


IEQ 屋内環境品質
建築・交通バリア・コンプライアンス委員会(アクセス委員会)からの資金支援の米国立建築科学研究所(NIBS)のプロジェクト

2005年、国立建築科学研究所。版権所有。

・導入(4ページ)
 建築・交通バリア・コンプライアンス委員会(アクセス委員会)は、障害のある人のアクセシビリティを専門にする独立した連邦機関だ。

アクセス委員会は、建築バリア法やアメリカ障害者法で扱われる新しく建設、改修された建物や設備が、障害のある人によってアクセスでき、使用できることを守るためにアクセシビリティ・ガイドラインを作り維持することに責任を負う。

1999年11月、アクセス委員会は、そのアクセシビリティ・ガイドライン改変、更新するために提案されたルールを発行した。

提案されたルールのためのパブリック・コメントの期間、アクセス委員会は多種化学物質過敏症(MCS)と電磁波過敏症(EMS)の人から約600通のコメントを受け取った。

建物の維持や建設、改装で使われる製品と器具から放出される化学物質や電磁場、不適切な換気は、彼らにとって、ほとんどの建物にアクセスすることを拒むバリアである、と彼らは報告した。

 アメリカ人は、彼らの時間の約90%を屋内で過ごす。

屋内の空気汚染集中は、屋外よりもしばしば、非常に高くなる。

合衆国EPA(訳注:環境保護局)『健康的な建物、健康的な人々:21世紀版www.epa.gov/iaq/hbhp/hbhptoc.html 』によると、「屋内汚染物質の分かっている健康影響は、喘息、がん、成長の欠陥や遅れ、視覚や聴覚、成長、知性、学習に関する影響、心臓血管系の影響(心臓と肺)を含む。屋内環境で発見された汚染物質は、生殖系や免疫系をふくむその他の健康影響にも関与する」(4ページ)。

この報告書はさらに「商業で使われるほとんどの化学物質は、可能性のある健康影響についてテストされたことがない」と言及している。