2,4,5-トリクロロフェノキシ酢酸 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・wikipediaより
2,4,5-トリクロロフェノキシ酢酸(—さくさん、2,4,5-trichlorophenoxyacetic acid, 略称 2,4,5-T)は、現在認可されていない広葉用除草剤・化学合成農薬である。2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)と構造的に似通っており、2,4-D同様、植物ホルモンであるオーキシン様の作用を示す。

除草の仕組みも同様であるが、2,4-Dよりもイネ科植物への作用が大きい。

また、ミカン、リンゴなどの落果防止、果実肥大の効果もある。

ベトナム戦争で使用された枯葉剤は 2,4,5-T と2,4-Dの混合物であるが、合成過程でダイオキシン類の一種2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-p-ジオキシン(TCDD)を生成し、さらに一般の2,4,5-T剤よりTCDDをはるかに多く含んでいたため問題となった。

2,4,5-Tはかつて日本国内でも除草剤として使用され、ベトナム戦争で問題になった後、多くが埋設処理された(1975年に農薬登録は失効した)。

国有林野においても全国で数十箇所が埋設されたが、埋設場所の一部は、今となっては特定できないという。