・wikipediaより
クロキサゾラム (cloxazolam) はベンゾジアゼピン系の抗不安薬の一種。
分子式は C17H14Cl2N202 。
心身症、神経症からくる不安・緊張・抑うつ・睡眠障害および、自律神経失調症によるめまい・肩こり・食欲不振に適応がある。
また強迫性障害にも使用される。
日本国内では第一三共からセパゾン®など商品名で発売されている。
薬理 [編集]
脳にあるベンゾジアゼピン受容体に結合することにより、抑制性の内因性リガンドであるGABAの作用を増強し、神経の興奮性を低下させる。
副作用 [編集]
眠気、集中力の低下、口渇、倦怠感など
種類 [編集]
錠剤:1mg,2mg
細粒:1%
禁忌 [編集]
次の者には使用できない
急性狭隅角緑内障の者
重症筋無力症の者
適応される効果 [編集]
神経症および心身症(消化器疾患、循環器疾患、更年期障害、自律神経失調症)における不安・緊張・抑うつ・強迫・恐怖・睡眠障害
手術前の不安除去
用量・用法 [編集]
通常成人に1日3~12mgを投与する。
術前の不安除去の場合は、通常クロキサゾラムとして0.1~0.2mg/kgを手術前に経口投与する。
なお、年齢・症状に応じ適宜増減する。