ミルタザピン リフレックス レメロン2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・用法・用量 [編集]
通常、初期用量は1日15mgとし、15 - 30mgを1日1回就寝前に経口投与。年齢、症状に応じ1日45mg以内で適宜増減が可能。増量は1週間以上の間隔をあけ1日用量として15mgずつ行う。

副作用 [編集]
5-HT2受容体と5-HT3受容体の遮断作用を持つため、SSRIと比較して嘔気・嘔吐、性機能障害等の副作用が少ない。

一方、H1受容体遮断作用が強いため鎮静系の副作用が目立つ。

主な副作用 [編集]
日本での臨床試験における主な副作用は以下のとおり。

傾眠:50.0%、口渇:20.6%、倦怠感:15.2%、便秘12.7%、アラニン・アミノトランスフェラーゼ増加12.4%

性差 [編集]
日本での臨床試験において、男女いずれかで5%以上かつ男女差が2倍以上発現した副作用事象を抽出したところ、要因は明確になっていないが、体重増加・食欲亢進、便秘について女性における発現率が高く、それ以外の事象については明らかな差異は認められなかった。

ミルタザピン長期投与群(n = 男性58 vs 女性51)で、体重増加の副作用発現は男性4(6.9%) vs 女性11(21.6%)、食欲亢進の副作用発現は男性0(0%) vs 女性4(7.8%)。

重大な副作用 [編集]
重大な副作用は以下のとおり(頻度不明)。

セロトニン症候群
無顆粒球症、好中球減少症
禁忌 [編集]
ミルタザピンに対して過敏症の既往歴のある患者
MAO阻害剤を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者
相互作用 [編集]
ミルタザピンのチトクロームP450の阻害能は最小限であり、薬物相互作用は比較的少ないとされる。