携帯電話使用による脳腫瘍の危険性推定 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・「出典」
VOC-電磁波対策研究会 VOC-EMF Measures Research Association
http://homepage3.nifty.com/vocemf/
http://homepage3.nifty.com/vocemf/link1.1.html


http://homepage3.nifty.com/vocemf/Resources/0j.pdf
パソフィジオロジー 2009 年 Pathophysiology ***(2009)***
携帯電話使用による脳腫瘍の危険性推定:公表された症例対照研究
著者:モルガン LL
住所:サラノ街、アルバニー、カリフォルニア、米国
(アブストラクト、8 予防原則、9 結論 を翻訳)
この論文は、早期の携帯電話研究の結果をレビューしたものである。

つまり、被曝期間が発ガン現象を期待するにはあまりにも短いからである。

その中でも、より長期被曝期間を対象とした最近の研究は2件あり:1つはインターフォン研究であり、もう1つはレンナルト・ハーデル博士によるスウェーデンの研究である。

これらの最近の研究は非常に異なった結果を示している。

4件を除くと企業支援の研究であるインターフォン研究は、携帯電話使用による脳腫瘍増加はないとの結論であり、それに対して企業支援から独立しているスウェーデンの研究は、携帯電話やコードレス電話の使用によって脳腫瘍が明白に増加しているとの多くの調査結果を報告している。

インターフォン研究からのデーターの解析は、携帯電話の使用が、脳腫瘍から使用者を“保護している”のかまたは、その研究が危険な研究設計の立て方にあった可能性を示唆している。11項目にわたる研究設計の立て方が確認された:

(1)選択バイアス、

(2)不十分な潜伏期間、

(3)“正規の”携帯電話使用者の定義、

(4)若者や子供の排除、

(5)田舎では携帯電話は高い出力レベルの放射線を出すことによる脳腫瘍リスクが調べられなかった、

(6)他の放射源による被曝が排除されている、

(7)脳腫瘍の種類分類が除外されている、

(8)携帯電話の放射線束と関係のない腫瘍が被曝として扱われている、

(9)死亡とか病気中とかの理由での脳腫瘍ケースを除外、

(10)携帯電話使用の取り消しの正確さ、

(11)支援金のバイアス。 インターフォン研究は、11の全ての立て方に問題があり、スウェーデンの研究は3つの立て方((8)(9)(10))に問題を持っている。

スウェーデンの研究からのデーターは、携帯電話使用が脳腫瘍リスクであるならば予想されるべき結果であると考えれば、矛盾がなく首尾一貫している。

それに対して、もう一方のインターフォン研究のデーターは怪しげである。

もしリスクが存在するのなら、公衆の健康コストは大きなものになるだろう。

このことは、特に、もし低コストの選択が幾ケタもの強度の携帯電話放射線の吸収を下げる
ことができるのであれば、予防原則の適応が得られるような情況下にある。