・「出典」
VOC-電磁波対策研究会 VOC-EMF Measures Research Association
http://homepage3.nifty.com/vocemf/
http://homepage3.nifty.com/vocemf/link1.1.html
・本文:http://homepage3.nifty.com/vocemf/Resources/0i.pdf
パソフィジオロジー 2009 年 Pathophysiology ***(2009)***
ラジオ周波数電磁界の遺伝毒性効果
著者:ルエディガー H
所属: 労働医学部門、ウィーン医科大学、ウィーン、オーストリア
(アブストラクトを翻訳)
生体内や生体外でのラジオ周波数・電磁界(RF-EMF)照射による遺伝毒性を
研究した論文は私の調べでは101 件も発表されている。
その内の49 件は遺伝毒性の効果を報告し、49 件は否定している。
更に、8 件は遺伝子物質に関する影響を検出するのに失敗しているが、RF-EMF が他の化学薬品や物理作用物質の遺伝毒性作用を強めていることを示している。
議論されている論文の結果は、細胞のシステムが異なっているとして部分的に説明されるかもしれない。
更に、これらの不一致は、感受性と特異性に関してはかなり異なっているので、使用されている分析方法がそれぞれに違っている事に原因しているのかもしれない。
全体をまとめて考えると、生体内や生体外で色々な形の被曝を受けた細胞の遺伝物質が変化を受けていることを示す多くの証拠がある。
この遺伝毒性の作用は、細胞の構造、フリー・ラジカルの形成、またはDNA 修復メカニズムとの相互作用において、微小な熱効果を経由して伝えられているのかもしれない。
(翻訳:荻野晃也 2009.4.15)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19285841