多種類化学物質過敏症-国際会議、東京より10 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・1.MCSとは何か

 今日は、いろいろな毒性化学物質について話がされているが、いったいいくつの化学物質が登録されているのだろう。

化学物質とは必ずしも限らないが、新しい物質が先月以降、5000万も登録された。日々、3万もの新しい物質が登録されている。

MCS患者について原因化学物質を特定するのは非常にお金がかかるし(特定の目的がある場合以外は)それをやることに意味はない。

 MCS患者は、一般に広く使用される多種類の化学物質に、極微量でも反応する。

 一般に使用されている化学物質とは、たとえば、化粧品、洗濯洗剤、建物内の化学物質、車内の(霧状になる)化学物質、プラスチックからの揮発ガス、溶剤、香水(これも非常に大きな問題だ。

ドイツでは「化学物質過敏症ネットワーク」(www.csn-deutschland.de )という患者団体から、香水に関する論文が出されている。

たばこだけではなく、香水が非常に大きな問題になっている。

香水もやはり有害物質だ)、吸入抗原、食物(添加物、着色料、保存料)がある。

 多くの人々は、これらの化学物質に寛容性(耐性)を持っている。それと同時に、多くの人々が、寛容性を失っている。


2.主流医学の見解

 主流医学のMCS患者に対する見解として「彼らは化学物質や汚染をこわがっているのだ」というものがある。

「その通り、MCSという病気自体は存在する。しかしあなたは罹患してはいない。あなたの症状は気のせいです」と医師は言う。