・wikipediaより
四環系抗うつ薬(よんかんけいこううつやく、英 tetracyclic antidepressant)は、抗うつ薬の種類の一つ。
四環系とは、薬剤の分子構造中に連なった環状構造が4つあることに由来している(三環系抗うつ薬と比較のこと)。
三環系やSSRI、SNRIと比較すると即効性があり、飲み始めてから4日程度で効果が発現する。
三環系と同様に、抗コリン作用による副作用(口渇、排尿困難など)を伴う場合があるが、三環系抗うつ薬に比べて軽いことが特徴とされる。
主な薬剤として
マプロチリン
ミアンセリン
セチプチリン
ミルタザピン[1]
などがある。
薬剤名 [編集]
「一般名(商品名)」という形式で、具体的薬剤を列挙する。
塩酸マプロチリン(ルジオミール®)
塩酸ミアンセリン(テトラミド®)
マレイン酸セチプチリン(テシプール®)
ミルタザピン(リフレックス®、レメロン®)(NaSSAという分類をされることもある)
脚注 [編集]
1.^ シェリング・プラウ『レメロン錠15mg添付文書』2009年7月作成(第1版)、シェリング・プラウ公式サイト(2009年9月9日閲覧)。
関連項目 [編集]
抗うつ薬
うつ病