ジクロロジフルオロメタン | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

国際化学物質安全性カードより
ジクロロジフルオロメタン
物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の圧縮液化ガス

物理的危険性:
この気体は空気より重く、天井が低い場所では滞留して酸素欠乏を引き起こすことがある。

化学的危険性:
高温面や炎に触れると分解して、有毒で腐食性のガス(塩化水素[ICSC番号0163]、ホスゲン[ICSC番号0007]、フッ化水素[ICSC番号0283]、フッ化カルボニル[ICSC:0633])を生成する。亜鉛やアルミニウム粉末などの金属と激しく反応する。マグネシウムやマグネシウム合金を侵す。

許容濃度:
TLV:1000 ppm(TWA) A4 (ACGIH 2001)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入。

吸入の危険性:
容器を開放すると液体がきわめて急速に気化し、閉ざされた場所では空気中で過飽和となり、窒息の危険を生じる。

短期暴露の影響:
この液体が急速に気化すると、凍傷を起こすことがある。心臓血管系、中枢神経系に影響を与え、心臓障害、中枢神経系抑制を生じることがある。意識が低下することがある。「注」参照。

長期または反復暴露の影響:




物理的性質 ・沸点:-30℃
・融点:-158℃
・比重(水=1):1.5
・水への溶解度:0.03 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:568 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.2
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.16


環境に関する
データ
・環境に有害な場合がある;オゾン層への影響にとくに注意すること。


身体への暴露
吸入 不整脈、錯乱、し眠、息切れ、意識喪失。
皮膚 液体に触れた場合:凍傷
眼 発赤、痛み。