アクリル酸メチル | 化学物質過敏症 runのブログ

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wikipediaより
アクリル酸メチル(アクリルさんメチル、英: methyl acrylate)は、有機化合物の一種で、アクリル酸のメチルエステル。IUPAC系統名はプロペン酸メチル (methyl propenoate)。

電子求引性基によって求核攻撃に対して活性化されているため、グリニャール試薬やエノラートのような求核剤と反応することが可能である。

主にアクリル樹脂の原料として使用されており、マニキュア中に含まれている場合に接触アレルギー性皮膚炎を引き起こす可能性があるという報告がある

国際化学物質安全性カードより
物理的状態; 外観:
刺激臭のある、無色の液体。

物理的危険性:
蒸気は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある。遠距離引火の可能性がある。

化学的危険性:
加温、光の影響下、過酸化物との接触により自然に重合することがある。強酸、強塩基、強力な酸化剤と激しく反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV:2 ppm (TWA); (皮膚); SEN(感作物質); A4(人における発がん性が分類できていない物質) (ACGIH 2007)。
(訳注:詳細は ACGIH の TLVs and BEIs を参照)

MAK:5 ppm, 18 mg/m3; 皮膚感作(Sh); ピーク暴露限度カテゴリー:I(1) ; 妊娠中のリスクグループ:D (DFG 2007)。
(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照)

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてきわめて急速に有害濃度に達することがある。

短期暴露の影響:
皮膚、気道を刺激し、眼を重度に刺激する。

長期または反復暴露の影響:
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。



物理的性質 ・沸点:80.5℃
・融点:-76.5℃
・比重(水=1):0.95
・水への溶解度:6 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:9.1 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.0
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.18
・引火点:-2.8℃ (c.c.)
・発火温度:468℃
・爆発限界:2.8~25 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.8


環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性が強い。


身体への暴露
吸入 咳、息切れ、咽頭痛。
皮膚 発赤、痛み。
眼 発赤、痛み。
経口摂取 腹痛、下痢、吐き気、嘔吐。