酢酸 2-エトキシエチル | 化学物質過敏症 runのブログ

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国際化学物質安全性カードより
酢酸 2-エトキシエチル
物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の液体。

物理的危険性:


化学的危険性:
爆発性過酸化物を生成することがあると推測される。強酸、強塩基、強力な酸化剤と反応する。

許容濃度:
TLV:5 ppm (TWA);(皮膚);BEI(生物学的暴露指標)記載あり (ACGIH 2007

暴露の経路:
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮、経口摂取。

吸入の危険性:
20℃で気化すると、空気が汚染されてやや遅く有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
この物質の蒸気は眼を軽度に刺激する。血液に影響を与え、血球障害、高濃度の場合は腎臓障害を生じることがある。中枢神経系に影響を与えることがある。許容濃度をはるかに超えると、意識を喪失することがある。

長期または反復暴露の影響:
この液体は皮膚の脱脂を起こす。血液に影響を与え、血球の障害、貧血、腎臓障害を生じることがある。人で生殖・発生毒性を引き起こすことがある。



物理的性質 ・沸点:156℃
・融点:-62℃
・比重(水=1):0.97(20℃)
・水への溶解度:23 g/100 ml(20℃)
・蒸気圧:0.27 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.7
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.01
・引火点:51.1℃ (c.c.)
・発火温度:379℃
・爆発限界:1.3~14 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.24


環境に関する
データ
・水生生物に対して毒性がある。

身体への暴露
吸入 めまい、嗜眠、頭痛、意識喪失。
皮膚 吸収される可能性あり!
皮膚の乾燥。
他の症状については「吸入」参照。
眼 発赤。
経口摂取 吐き気、嘔吐。
他の症状は「吸入」参照。