イソプロピルアルコール | 化学物質過敏症 runのブログ

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wikipediaより 


イソプロピルアルコール又はイソプロパノール (isopropanol) は分子式 C3H8O、示性式 CH3CH(OH)CH3 で表される、第二級アルコールの一種である。プロパノールの2種類の構造異性体のうちのひとつである。無色透明で芳香を帯びた液体。分子量 60.10、融点 -89.5 ℃、沸点 82.4 ℃。CAS登録番号 [67-63-0]。

用途 [編集]
工業原料・有機溶剤 [編集]
アセトン合成の中間原料として重要。グリセリンの合成原料としても用いられる。2-プロパノールはキシレンなどの有機溶剤にくらべ環境負荷が小さい。2-プロパノールはプラスチックやゴムを侵す場合もあるので、使用に際してはよく確認する必要がある。印刷用・文具用インクの基材として利用されている。模型や玩具等の愛好家には改造する時の塗装剥離に使用できる。

消毒・清掃用品 [編集]
医療機関等で消毒用としてエタノールと並び広く利用されている。湿式のVHS/CD/DVDレンズクリーナーのクリーニング液、コピー機のサービスマンがコンタクトガラスやレンズの清掃のために使用する溶剤も2-プロパノールである。エタノールに比べてやや毒性があるが、酒税が掛けられるエタノールに比べ安価で殺菌力も強い。消毒用アルコールの製品としてはエタノールと2-プロパノールの混合物や2-プロパノール単独でも用いられる。

燃料用水抜き剤 [編集]
水抜き剤とは、燃料タンク内に入り込んだ水分を排出するために使用される。一般的に、主成分は2-プロパノールで、水と油分の両方に親和性があることから、混入した水分を乳化させ、燃料と共に燃焼させて水分を排出する。自動車のガソリンや軽油の燃料タンク、灯油のタンク(屋外設置型)で使用される。 用途や商品によって防錆剤やエンジン保護剤、イソブタノール(ディーゼル用)を混合している物もある。

燃料タンク内の燃料が消費されるにつれてタンクの中に空気が入り、気温の低下とともにその空気中の水分が結露して、タンク内に水分を生じる。

しかし、タンク内に支障を来すほどの水分は発生しないため、水抜き剤は必要ないとする意見もある。また、燃料タンク内の空間には揮発した燃料蒸気が充満するため、空気が燃料タンクに侵入する可能性は低く、タンク内で結露による水分が発生することは無いとする意見もある。


一方で、2-プロパノールを始め濃度の高いアルコール類は、ゴムや樹脂類を膨潤させて劣化させる性質を持つ。燃料系統には、樹脂やゴム製の部品も存在するため、水抜き剤を添加することによるデメリットも考えられるため、添加する場合には指定の濃度を守る必要がある。

塗装剥離 [編集]
趣味の世界では、塗装済みの模型の塗装を剥離する為に利用されている。前述の自動車用脱水剤を流用することが多い。 特に鉄道模型の場合はABS樹脂が素材に使われているものが多く、ラッカーで剥離するとひび割れ等によるダメージが大きいが、2-プロパノールの場合はひび割れ破損のリスクが小さい。数時間から1週間ほど漬け込み、歯ブラシなどでこすると剥離できる。

塗装剥離のために2-プロパノールをケースに入れたものはしばしば「IPA槽」と呼ばれ、慣例的に「シンナープール」、イソプロピルアルコールの語感をもじった「磯風呂」と呼ばれることもある。


runより:私はとても苦手で引き金になります