N,N-ジメチルホルムアミド | 化学物質過敏症 runのブログ

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wikipediaより 


N,N-ジメチルホルムアミド(N,N-dimethylformamide, 略称DMF)は、示性式(CH3)2NCHOであらわされる化合物。常温では無色で微かにアミン臭(純粋な場合は無臭)の液体。水やほとんどの有機溶媒と任意の割合で混合する。

引火性液体であり、日本では消防法により危険物第4類(第2石油類)に指定されている。

用途 [編集]
もっぱら溶媒として使用され、工業的にはアクリル繊維(ポリアクリルニトリル)の合成と湿式紡績の溶媒として大量に利用される。また、石油化学工業で脂式炭化水素から芳香族化合物を抽出したり、アセチレン、ブタジエンを留分から分離する抽出溶媒としても利用されている。

DMFは100度以上の高温でゆっくりと分解し、ジメチルアミンを放出する。このため高温での反応には他の溶媒を検討すべきである。

反応性の高さ、入手の容易さからホルミル化剤として用いられる。

安全性 [編集]
引火点58℃の可燃性液体である。皮膚や目に接触すると炎症を発生することがある。皮膚から吸収されやすく、長期に使用していると肝臓障害を引きおこすことが知られている。また人に対する染色体異常試験では陽性の結果を示す。IARCの発がん性評価では、グループ2Bの「発がん性の可能性がある物質」として分類されている。