クレゾール | 化学物質過敏症 runのブログ

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wikipediaより 


クレゾール (cresol) とは、フェノール類に分類される有機化合物で、トルエンの環上の水素のいずれかがヒドロキシ基に置換されたものを指す。メチルフェノールのこと。化学式 C7H8O、分子量 108.14、総称としてのクレゾールのCAS登録番号は [1319-77-3]。特徴的な薬品臭を持つ。

メチル基とヒドロキシ基との位置関係の違いにより、以下の 3種類の構造異性体が存在する。

o-クレゾール(オルトクレゾール、2-メチルフェノール)
融点 30 ℃、沸点 191–192 ℃、CAS登録番号 [95-48-7]。
m-クレゾール(メタクレゾール、3-メチルフェノール)
融点 11–12 ℃、沸点 202 ℃、CAS登録番号 [108-39-4]。
p-クレゾール(パラクレゾール、4-メチルフェノール)
融点 35.5 ℃、沸点 201.8 ℃、CAS登録番号 [106-44-5]。
いずれも腐食性があり、皮膚に触れた場合は、ただちに水で洗い流さなければならない。また、いずれも純粋なものは無色だが、空気中に放置すると酸化を受け、淡黄色やピンク色を帯びる。

用途 [編集]
3% の濃度に薄めた水溶液であるリゾール(クレゾール石鹸液)が、従来、医療機関などで消毒薬として用いられたが、特有の強い臭いと取り扱いの困難さから、医療機関での使用は減少している。オルトジクロロベンゼンとクレゾールを配合した薬品は、汲み取り式便所用うじ殺しとして用いられる。