校舎使用再開 | 化学物質過敏症 runのブログ

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シックスクール症候群:奥州・胆沢一小、校舎使用再開 安全と判断、4日から /岩手
毎日新聞 10月1日(金)10時49分配信

 奥州市立胆沢第一小学校(渡辺唱光校長)の児童19人がシックスクール症候群と診断された問題で市は30日、一時休止していた校舎の使用を4日から再開させることを決めた。原因とみられる化学物質量が市独自に設定した目安まで下がり、安全性が確認されたと判断した。同小では児童の健康面に配慮し、2学期から近くの公共施設に分散して授業をしていた。
 市議会全員協議会で佐藤孝守教育長が明らかにし、了承された。
 市教委によると、9月23日に化学物質量などを示す総揮発性有機化合物量(TVOC)測定を実施。窓を閉めた各教室のTVOC値が1立方メートル当たり42~102マイクログラムとなり、市が目安としていた▽窓を閉めた状態で国の基準値(400マイクログラム)の半分以下▽窓を開けた状態で2ケタ台--をほぼクリアした。
 市は今後もTVOC簡易測定機2台で月に1回、化学物質を測定するほか、空気清浄機の設置や発症した際の避難場所の確保など態勢を整える。さらに全市的な取り組みとして、近く有識者による第三者委員会を発足させる。シックスクール症候群の判断基準や発症対策マニュアルを作成し、私立を含む幼稚園、小中学校施設で適用していく。
 会見した小沢昌記市長は「再開のめどが立ってうれしい。これで終わりではなく、万が一の時は速やかに対応する」と話した。問題発生から7カ月もかかったことについては「シックスクール症候群に対する認識不足が原因だった」と非を認めた。【湯浅聖一】

10月1日朝刊

runより:教室に戻れるのは良かった。今後学校が教訓を活かせるかに注目したいと思います。まだ終わった訳では無いのですから・・・