昨日の胆江日日新聞に、
「長野の専門医による検診結果がまとまる シックスクール」
という記事が掲載されました。以下の通りです
今月2日に、長野の医師が、希望児童28名を、検診した結果がまとまったそうです。
この検診は、専門医の間でも見解が異なるシックスクール症候群について、保護者に多角的で有効な情報を提供することが主目的で、市教委が長野の医師に検診を委託したとのこと。
診断結果によると現在または過去に同症候群の可能性があった児童は10人で、このうち現在もまだ症状が見られるのは6人とした。
盛岡病院で、同症候群や化学物質過敏症予備軍、化学物質過敏症と診断した児童19人のうち7人が受診したそうですが、7人中4人について、長野の医師は「同症候群の症状があったか、現在もその疑いがある」としているとのこと。
この結果、盛岡病院で受診歴がなく、「今回の検診で疑い所見あり」となった児童は6人。
しかし「この中には現在の症状がアレルギー性鼻炎・結膜炎による児童も含まれる」と診断したとのこと。
長野の医師によれば、過去に同症候群だった可能性はあるが、現在は同症候群ではないとの見方だ。
この医師により、同症候群の可能性があると診断した10人について、半数以上が訴えた症状について
1.目がかゆい
2.鼻水がよく出る
3.臭いが嫌である
4.頭痛
5.腹痛
だったと報告。
1と2は、アレルギー性結膜炎でもよく見られる症状の為、同症候群の特異性は低いと指摘したとのこと。
5は、同症候群では通常頻度が低く、他の疾患の紛れ込みを検討する必要があるとしたそうです。
シックスクール症候群を巡り、2人の専門医がそれぞれ診断結果を出したが、市教委は双方の専門医の見解に差異もあることから、2人が診断した同症候群の児童数は、個別に取り扱う方針だとのことでした。
runより:回答文と全然違う?どういう事でしょう?
胆沢シックスクール問題の1つに回答があちこちで違うというのがあり
問題を更にややこしくしているのですが・・・