シックスクール発生時どうするべきか?学校編
シックスクールは単発と集団発生がありますが取るべき対応に違いはあまりありません。
集団発生時はかすかでも異臭があります。又は異臭を訴える生徒が多数出ます。
1人とか2人の場合はそうとは限りません。農薬の揮発にはニオイが無いので
下地ができてる生徒は発症したりします。
どちらの場合でも症状はほぼ変わらないので集団発生時や工事などの明確な理由がある時はシックスクールの可能性大と認識し安全な場所まで避難させる
事です。
1人とか2人の場合でもシックスクールの疑いのある場合は安全な場所まで避難させるのが先決です。
この場合保健室は薬品臭が強く悪化が懸念されます。
場合によっては校外まで視野に入れて避難しましょう。
教師の取る行動としては生徒の話をよく聞き、集団感染や食中毒と区別できるかがポイントです。
キーワードは「異臭」!集団発生の時は有機リンなどより有機溶剤やワックスなどが引き金になりやすく分かりやすいでしょう。
しかし最終的に集団になる前に1人とか2人の発症者が出る場合があります。
当然工事やワックス等理由がある場合で弱い者から発症したシックスクールの始まりと見る方が賢明です。
1人とか2人の場合で明確な理由が無い場合は判断に困るでしょう。
この場合も生徒の話をよく聞き油性マジックで気分が悪くなった等シックスクール特有の言動が出た場合はシックスクールと同様の扱いをすべきです。
又、大丈夫な場所とダメな場所があると言う時もシックスクールのサインです。
現代教育において教師は常にシックスクールがあってもおかしくないと認識し、
たとえ誤判断だとしても適切な処置である事に変わりは無いのです。
人生を狂わす恐れの大きなシックスクール。
教師は全員知識を持つべきです。