千歳市の場合 | 化学物質過敏症 runのブログ

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児童生徒・保護者・業者への対応についての配慮事項
千歳市公立小中学校事務職員連携会議

 2009年に石狩管内の公立小中学校に化学物質過敏症対策実態調査の中で「7.該当児童・生徒がいる場合は、児童生徒対応、保護者対応、業者対応で特に配慮していることを教えてください。」との設問に対して寄せられた回答を「児童生徒対応」、「保護者対応」、「業者対応」とに分けて以下のとおり整理しました。
各学校での化学物質対策の参考資料としてご活用下さい。

1 児童生徒対応についての配慮事項

○ 職員会議等で全職員が該当児童について共通理解をはかっている。
○ 児童への顕著な変化に対し、学校として原因の究明を行っている。
○ 対応の処置、緊急連絡など保護者、担任、養護教諭との連携を行っている。
○ 参観日、各種行事における保護者の参観について書類等で刺激臭のある物の持ち込み、化粧品の匂い、香料等について文書にて配慮してもらえるようお願いしている。
○ EM液、ピリカレを日常的に使用している。
○ 校内の換気を配慮している。
○ 空気清浄機を設置している。
○ 環境浄化剤を該当教室に配置している。
○ 新しい教科書、ワーク類は10日前程度に開封放置し、配布している。
○ 絵の具(防かび剤等)、塗料(ニス、シンナー)、マジック(油性)、ボンド(有機溶剤)粘土(油性)入りの物は使用をしないようにしている。
○ ワックスは環境対応用品を使用している。
○ プリント類、バインダー等は、においをとばしてから配布している。
○ プール学習の際、必ず塩素濃度の測定を行っている。
○ 怪我をした際、打撲は氷でひやし、キズはEMXの薄め液で消毒している。
○ ワックスを塗る場合は、必ず長期休業中や宿泊学習等で該当生徒がいない日に行っている。
○ 階段から近く、他の教室の前を通らないよう教室配置を行っている。