シックハウスで災害認定 北海道旭川市の保健師4人
北海道旭川市の女性保健師4人が2001年、市庁舎の改修工事でシックハウス症候群になったとして公務災害を申請した問題で、地方公務員災害補償基金北海道支部審査会が公務災害と認定していたことが18日、分かった。
同基金(東京)によると、シックハウス症候群での認定は極めて異例という。
旭川市によると、2000年から01年にかけ、庁舎の壁や天井を張り替える改修工事を実施した。4人は目やのどの痛みなどシックハウス症候群とみられる症状を訴えて休職し、01年4月に公務災害を申請。
同基金北海道支部は04年8月、「本人の体質が原因」として公務外と判断したため、4人が審査会に不服を申し立てていた。
2006年4月18日 共同通信