労災認定2件 | 化学物質過敏症 runのブログ

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保育士らの公務災害認定 シックハウス症候群で異例
 大阪府堺市立保育所の仮設園舎で、シックハウス症候群やその重症例の化学物質過敏症(CS)にかかった市職員の保育士ら3人が9日までに、地方公務員災害補償基金大阪府支部から公務災害の認定を受けた。地方公務員災害補償基金(東京)によると、シックハウス症候群の公務災害認定は異例。  堺市保育課などによると、認定を受けた3人は同保育所に勤務していた女性で、微量の化学物質で体調を崩すCSはうち1人。3人には治療費が支払われる。  2001年5月、3人は保育所の民営化に伴う建て替え工事で仮設園舎に移ったところ、頭痛やけん怠感などの症状を訴えた。仮設園舎には、シックハウスの原因物質であるホルムアルデヒドが放出されやすい建材が使われていたという。  同保育所では、昨年5月にアルバイトの保育士が初の労災認定を受けたほか、園児15人も頭痛などを訴えた。
2003/04/09 02:54 【共同通信】

化学物質過敏症に労災認定 規定なくトルエン中毒で
 頭痛などの症状が出て化学物質過敏症と診断された愛媛県内の20代男性が、勤務先の工場で使用され症状の原因物質となったトルエンやキシレンによる中毒症状として労災認定を受けていたことが11日、分かった。  愛媛労働局は「化学物質過敏症は医学的にも定説がはっきりしていない。まだ1つの疾患として認められていないため、現状の規定にある通常の病名で労災を認定した」と説明している。  労働局によると、男性は2000年から同県内の工場で働いていたが、同じ職場にある塗装業務で使われる塗料に含まれる微量の化学物質を吸ったことが原因で頭痛や高熱などを発症。医師に化学物質過敏症と診断され、昨年5月労災認定を申請した。
2003/06/11 10:11 【共同通信】