<協議・確認事項の例>
ア 過敏に反応する物質(具体的に)
イ 授業で使えない教材(具体的に)
ウ 受けられない授業(単元)の有無と対応方法
エ 既往症の有無
オ アナフィラキシーの有無及び学校内で化学物質に反応し呼吸困難、血圧下など緊急を要する症状が出た場合の応急対応方法
カ 学校内で当該児童生徒等に化学物質に起因すると疑われる健康被害が生した時の対応方法
キ 保護者(本人)の要望
ク その他参考事項(過敏に反応する物質は個人差があるので、反応しない代替品
があるか否か)
(ア)初発の時期
(イ)初発のきっかけ
(ウ)家族歴(化学物質に過敏体質な家族がいるか否か)
(3)化学物質に過敏に反応する児童生徒への対応
化学物質に過敏に反応する児童生徒が在籍する学校においては、上記(2)の協議確認事項に準じ、配慮すべき事項について保護者と連絡を緊密にとりながら当該児童生徒が可能な限り学校生活を送れるよう、学校として対応が可能な最大限の配慮に努める。
なお、過敏に反応する化学物質や体調不良の症状等は個人差が多く、多種多様であり、特に一般の児童生徒が反応しない極微量な化学物質に過敏反応する児童生徒の場合は、専門医の診断書、意見書等をもとに過敏反応のレベルに応じた具体的かつ実行可能な対応を保護者と協議る。