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シックスクール症候群で保護者説明会
奥州市の小学校で校舎の改修工事により児童がシックスクール症候群を発症した問題で、きのう夜、説明会が開かれ保護者から切実な思いが聞かれました。
奥州市の胆沢第一小学校では校舎の改修工事の影響で頭痛などの体調不良いわゆるシックスクール症候群と診断された児童が現在3人います。

このほか6月にはシックスクールと診断された児童1人が転校しました。きのうは奥州市の教育委員会や現場の教諭そして、保護者が70人以上集まりました。今月、学校側が行った健康調査によると児童374人中、頭が痛いなどの体調不良を訴えているのが74人で、このうち学校を出るとよくなるというのが50人と病院で診断を受けていないものの学校で行われている改修工事が原因とみられる児童が、全体の2割となっています。会では実際にシックスクールを発症した児童の親から切実な思いがぶつけられました。

これまでも接着剤のにおいを学校の中からなくすため、全ての教室に換気扇をつけるなど対策は講じてきました。

しかし、ここまで多くの児童が半年近くにわたり、体調不良を訴える事例が県内ではあまりなかったため、教育委員会側も思い切った対策をとれずにいました。県内の小中学校では校舎が古くなり耐震性などに問題がある建物が全体の3割にあたる540棟そのうち100棟は緊急に改修が必要とされています。胆沢第一小学校では改修工事のため予定を早めて夏休みに入っています。

期間中は教室にストーブを焚いて高温で化学物質を飛ばす対策をとるほか、今後も調査を継続していくとしています。

runより:シックスクール患者は3人と言ってますが実際はシックスクール以上の症状が出てきてます。この問題の根は深いです。