ステロイド系抗炎症薬2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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wikipediaより

治療法の種類
長期間の内服または注射による投与方法
対象となる疾患に対し十分な量から始める。
1日1回よりは1日3回分割の方が有効性は高くなるため、投与法は通常1日2 - 3回食後投与する。すなわち内服は分割の方が効果的。40mgを朝1回より、20mgを朝夕2回の方が効く。

本来の生体リズムは朝方ステロイド分泌が多いため少量投与の場合は朝1回とする。また、夕・就寝前の服薬は、不眠を招くため、できるだけ避ける。
その他の留意点
プレドニソロン(PSL)を5mg/day相当のコルチゾールは副腎から分泌されている。
PSLを長期にわたり5mg/day以上服用する場合は、骨粗鬆症予防のためビスフォスフォネート系薬剤を併用する。

PSLが20mg/day以下なら日和見感染リスクは少ない。20-40mg/dayでは7倍に、40mg/day以上では35倍に日和見感染リスク増加。
点滴静注するときには10~50%増しで内服と同量になるといわれている。これは抱合型のまま腎から排出されるため生体内利用率が低下するためと考えられている。

PSLは胎盤を通らない。ベタメタゾンは胎盤を通過する。通常妊婦にはPSL。胎児の治療はベタメタゾン。授乳は服用から4時間あければ問題なし。特に30mgまでならいつでも授乳可。
1回のみの投与

急激な炎症を抑えたいときに行われる。効かせたい作用時間に応じて併用して使用されることもある。1 - 3回の投与ならば副作用は考えなくてもよい。


ステロイドパルス療法
ステロイドを静脈より短期間(通常は3日くらい)に大量に投与する治療法。一般的にはメチルプレドニゾロン(mPSL1,000mg/day)を3日間投与し後療法としてPSLの大量療法を行い徐々に後療法を減量していく。減量は原疾患の活動性が十分に抑え込まれるまで行わず、減量する場合も原疾患の再燃を起こさず、かつ離脱症状をおこなさない速度で行っていく。

ステロイド剤を大量に内服する治療とは完全に違う。

一般にはソルメドロールという短期間作用型の薬剤が使用される。大量に投与するが副作用は出にくい。

輸液製剤200ml程度に混注し1~2時間以上で投与することが多い。これは不整脈を防止するためである。
ステロイド系抗炎症剤は免疫抑制剤に比較して効果発現が早いことが知られている。そのため、初期治療や臓器障害がある場合はまずはパルス療法を行うのが一般的である。

ループス腎炎(Ⅳ型、chronisity+)や重症CNSループス、ANCA関連疾患、筋炎関連間質性肺炎などはPSL単剤ではコントロールが難しく、後療法の段階から免疫抑制剤とPSL併用療法を行うが、免疫抑制剤はステロイド減量のために用いることも多い。
副作用 副作用として過剰な免疫抑制作用が発現することによる感染症、クッシング症候群、ネガティブフィードバックとして副腎皮質機能不全、糖新生の促進による糖尿病、骨量の減少に伴う骨粗鬆症、消化管粘膜におけるプロスタグランジン産生抑制による消化性潰瘍などが知られている。しかし、気管支喘息においてステロイドを吸入で用いた場合にはステロイド剤は呼吸器系の組織に局所的に作用し、血中移行する量が少ないため副作用が少ない。

詳細は「ステロイド系抗炎症薬の副作用」を参照

減量 ステロイド系抗炎症薬の減量に関して述べる。ステロイド大量療法を長期間続けることは副作用のため難しく、原疾患のコントロールができ次第、原疾患が再燃しない程度、そして離脱症候群が起らないように漸減していくのが一般的である。早い離脱はリバウンドを引き起こすため慎重に行う必要がある。減量は各疾患のパラメータのモニタリングを行いながらするものであり、下記に示すのはあくまで目安である。減量の目標はステロイドの投与の中止よりもPSL7.5mg/day以下の少量投与による維持であることが多く、疾患の活動性によって減量速度はかなり異なるため注意が必要である。また、原疾患のコントロールにステロイドが不可欠ではない場合は、離脱症候群のみを防ぐように減量を行うためこの限りではない。減量中の再燃は2倍量に戻って再スタートとする。ステロイド離脱の時は、プレドニンのような半減期が短い製剤を用いて漸減する方が良い。

PSL投与量 減量速度
PSL40mg/dayまで 5~10mg/1~2week
PSL20~40mg/day 5mg/1~2week
PSL10~20mg/day 2.5mg/weekまたは5mg/2week
PSL10mg/dayまで 1mg/4week

特に問題がない場合はPSL30mg/dayまでならば5mg/1week、PSL15~30mg/dayまでならば5mg/2week、PSL10~15mg/dayまでならば1mg/2week、10mg以下ならば1mg/4weekといった処方も知られている[1]。

runより:私もリンデロン(リノロサール)からプレドニンに移行しました

私の真似をする方は自分の症状が炎症だと確認してからにして下さい

もちろん自己責任でおねがいします((。´・ω・)。´_ _))ペコ