一酸化炭素
たぱこの煙の気相に含まれている一酸化炭素は、血液中のヘモグロビンと結合するとカルポキシヘモグロビンになります。
へモグロビンは身体のすみずみに酸素を運ぷ仕事をしていますが、一酸化炭素とヘモグロビンの結合は酸素の240倍と強力なため、一酸化炭素が体内に入るとヘモグロビンの酸素運搬能力を低下させ、全身的な酸素欠乏を引き起こします。
1本のたぱこの喫煙でカルポキシヘモグロビンはl~2%増加するといわれています。その分、酸素欠乏を招いているわけです。
たぱこの煙の一酸化炭素により、虚血性心疾患、末梢動脈疾患、慢性呼吸器疾患、さらに妊娠時の胎兄への影響などが心配されます。
runより:一酸化炭素中毒で死亡ってよく聞きますね。大体ストーブですが。