ニコチン | 化学物質過敏症 runのブログ

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ニコチン

 たばこの煙の粒子相に含まれているニコチンは精神作用をもつ物質で、また「毒物及び劇物取締法」に明記されている毒物でもあります。
ニコチンの作用は脳(中枢神経系)のほかに、胃の収縮カを低下させ、吐き気や嘔吐を起こしたりします。
 また心臓・血管系には急性作用があり、血圧上昇、末梢血管の収縮、心収縮力の増加などがみられます。
 体内に吸収されたニコチンは代謝され,コチニンなどになります。
 ニコチンは有害物が入らないように設けられた脳の関門を容易に通り抜けることができ、脳内の報酬系(脳に快楽をもたらす部位)に作用することがわかっています。
このことがたばこ依存につながるものと考えられています。
 ニコチンの毒性は青酸に匹敵するといわれており、中毒量は1~4mg、致死量は30~60mgです。
 1本のたばこには10~20mgのニコチンが含有されており、個人差もありますが、喫煙一本あたり3~4mgが吸収されます。
 急性ニコチン中毒のほとんどが、乳幼児のたばこの誤食により起こっています。乳幼児の場合、致死量は10~20mgですから、1本のたばこを誤って食べてしまうと死亡する可能性があります。


runより:たばこの葉を食べた馬が死んだ話を聞いた事があります