ここ最近、立て続けに、ネオヒーラーを既に持っているという方がお越しになりました。

世の中に、こんなにもネオヒーラーを持っている方が居たんですね、というのが率直な感想です。

 

ほぼ全員が、ネオヒーラーを持ってはいるが、自分が受けた経験は無い、もしくは体験会で数分受けた、でした。

それはそれで、よく十数万円もするツールを購入したものだな、と思うところも無くは無いです。

 

長時間の施術を受けるのは初めてということであるので、

”あなたが施術をする場合には、どのようにされていますか?”とお聞きすると

ほぼ間違いなく、CS60のやり方を真似ている方ばかりです。

ネオヒーラーのこと分かってるな、という方にお会いしたことは皆無です。ゼロです。

 

とにかく素早く体表上を円を描くように(CS60的に言えばタマゴを描くように)

力を込めてグリグリされている方ばかりです。

 

CS60の方がサロンの数も多いですし、Youtubeでも施術動画を見つけやすい傾向にあるので

そうならざるを得ないかな、というのは想定内なのですが、

 

・痛いのが効いている証拠だ/痛くすべし

・錆のにおい、金属臭がしていると悪いものが出ている証だ

・タオルが黒くなったのも悪いものが浮いてきた証だ  ←聖骸布か何かですか?

・素早く全身を隈なく(全ての細胞に愛情をもって(笑))円を描くようにかき回すべし

・腹腔内もグリグリ押しまわせ

 

というのをそのまま踏襲されている方ばかりです。

CS60はそうなのかもしれません。それが正解なのかもしれません。

 

ネオヒーラーとCS60の内部構造の違いについては、今までにかなり解説しています。

 

今更ですが、CS60は放電紐へ電気を流すために、導電回路(金属の揺動する軸)を振る必要があるので

体表上で円を描かねばなりません。

円を描いても良い、ではなく機能上、軸を揺らすアクションが必須なのです。

 

ネオヒーラーは導電回路がありませんので、円を描く必要はありません。

放電紐から放電する仕様ではないからです。

そもそも放電紐が存在しませんよね。

ここを理解されていない方が余りにも多い。多すぎる。

 

 

CS60と異なり、ネオヒーラーは購入可能である分、入手しやすいとは思います。

そうであるからこそ、扱い方は身近な熟練者に習ってください。

東京恵比須のオフィシャルサロンでも定期的に研修コースを開催しています。

 

ネオヒーラーサロンも全国に少しずつではありますが、広まりつつあります。

東京恵比須のオフィシャルサロンや、ある程度習熟した施術師が在籍するネオヒーラーサロンで、

ネオヒーラー施術のやり方を体感していただきたく思います。

 

あなたが行ったネオヒーラーサロンで、ネオヒーラーを体表上で円を描くように回していたら

その施術師は残念ながら熟練者では無いのでしょう。別のサロンを探すことをお勧めします。

 

どうして皆さんCS60と同じことするのでしょうか。

なぜ三井氏が後継機では導電回路や放電紐を排除したのか、

その目的は何だったのか、特許公報などで研究をしてください。

 

特許公報は読みにくいので、手が付けにくいとは思います。

しかし、三井氏は亡くなっているので、彼が残した書面から読み取るしか術がないのです。

読みやすい著書などはありません。

特許公報のURLも過去ブログで上げていますので、ぜひ目を通していただきたく切に願います。