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昨日は千葉県で開業をお考えの方との相談会でした。
お忙しい中お時間頂きましてありがとうございました。
その相談会の話の中で…
何故?千串屋さんだけロイヤルティが5%なのか?と質問を受けました。
他のフランチャイズを展開する焼き鳥屋は皆、
定額ロイヤルティが多いということでした。
私たちの回答として…
弊社がフランチャイズとして動き出したのはおよそ10年前になります。
その頃、焼き鳥屋としてフランチャイズ募集をしていたのは…
弊社合わせて2~3社ほどでした。
それから10年が経ち、今や10社?~がフランチャイズ募集をしています。
大手、中小、個人、中には店舗を持たないコンサルなど
フランチャイズ募集に対し競争が生まれ、まず始めに始まったのが加盟金でした。
加盟金が万単位で下がり、現在は50万、0円という打ち出しを
している会社もあります。
それでも…加盟が取れない、伸びないところが打ち出したのが…
ロイヤルティ定額、ロイヤルティ0円という形です。
そういった流れがエスカレートしている背景があります。
こういった形を取る会社の戦略は…
加盟を取ることがゴールに設定されているということではないでしょうか!
本来、フランチャイズ加盟というのは物を売る買うということではないと思います。
加盟して開業してからスタートであり、永続して初めて
加盟の対価が測れると思います。
飲食店1件を繁盛店にするのは今の時代容易なことではありません。
頂く加盟金が少なく…研修の充実は図れません。
弊社の研修では鶏肉代だけで20万を超えます。これも加盟金内に含まれます。
また、研修の進行度合いも人様々であり、器用な方もいれば包丁が2週間経っても
うまく使えない方もいます。
研修日数が1ヶ月伸びても追加費用など発生しません。
成功の可否は研修の完成度合いによると私たちは考えます。
よって不測の事態も想定した加盟金対価でなければなりません。
定額のロイヤルティ仮に3万~5万だとすると…
店を視察に行って、オーナー様と話し売上対策して帰ってきたら
一日の出向人件費、交通費、宿泊などで消えてしましいます。
お店の損益のデッドラインなどを設定しシステムに入れ日々管理する
システム代なども考えていくと…定額では見合わないのが現実とも感じます。
「定額=オープンしたらあとはご自身で頑張ってください!」
これでよいと考える方には合っている加盟方式だと思います。
決して、これがダメということではありません。
私たちの考える加盟、ロイヤルティには
加盟オーナー様が一大決心をし、サラリーマン時代と同等
またはそれ以上に家族の生活を支え、永続的に事業を存続するために
必要な経費と考えております。
そのため、弊社では加盟含めロイヤルティなどを変えられない背景があります。
加盟をお考えの方はこういった加盟する会社側の内側まで考えることで
ご自身に合った加盟先が見つかるかと思います。ご参考までに…

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