鬱アニメ
ステイホームということで連休中にΖガンダムを観たリアルタイムでは観ていたが新訳を除けば観るのは実に30年ぶり、なぜ見返さないかというと単純に「話がつまらないから」小学5年生当時でもMSはカッコいいけど話がひでえ、というのが一般的な評価で同級生のアニメ好き野郎と立ち話で「ロザミアかわいそすぎるよなw」などと語っていたのが懐かしく思える話があまり面白くないのを織り込み済みで視聴してみたけど、それでもやっぱりキツイと感じたのは・序盤のカミーユが電波すぎる・中盤はアムロがカッコ悪い、ベルトーチカも相当ウザい・終盤はカツの独壇場、突き抜けてウザい前作のWB隊のように少年兵ばかりではなく、当時は大人の戦争ドラマみたいな雰囲気を感じていたがエゥーゴもティターンズも規律も何もなく好き勝手してるだけで、わりと行き当たりばったりなのが今観た率直な感想終盤はとにかくカツが自分勝手に動き回り、それに話が引っ張られていくが童貞丸出しで小娘の尻しか見えてないクソガキとそれに振り回される大人たちに、いっぱしの軍隊がそんなことでいいのかとイライラしてしまう精神崩壊エンドや、主要人物の多くがバタバタと無駄死にする展開から鬱アニメとしても名高い作品だがガンダムシリーズの中でもニュータイプについては最も掘り下げて言葉にしている作品ではないかと思う1stでは戦闘の達人のようだったニュータイプだが、Ζではオールドタイプでも互角以上に渡り合うパイロットが現れたり周囲の人間との関係に悩んだりとあくまで人間らしく描かれているまた前作の主人公やライバルキャラの立ち位置もなかなか難しいところを上手く処理していて、アムロは前作の英雄だけど軟禁生活で腑抜けになってるし、シャアはカッコいいけど女ひとり救えないダメな大人でやたらと怒られる大人な立ち位置のキャラがいないと話が締まらないし、前作キャラの言葉はポッと出のキャラが発する言葉よりも重みを持っていて、ダカール演説に向かうときのアムロとシャアの会話、シャトルで宇宙へ上がる際のシャアとカミーユの会話は非常にうまくガンダムの世界観を表していて、ここだけのためにΖガンダムを観る価値があると言って差し支えないと思う今観ると、尋常ではない量の塗りミスが目立ち作画崩壊寸前だったり、話の流れとしておかしな言動や作戦があるが、新訳でバッサリと刷新して「よくわかるΖガンダム」に組みなおしてくるのはさすが御大だと思うあと音楽、三枝成彬あってのΖガンダムなんだなぁとしみじみ思う、独特の緊迫感のある重めの音が作品にピッタリ嵌っている余談:ビデオデッキがまだ普及しきっていない頃だが、ラストシーンに漂う百式のハッチが開いてると話題になってた当時なんて14インチくらいの解像度も低いモニタが普通だろうに、少なくとも家のテレビでは全然わからなかった、オタクってすげえ