そえだ信「赤ん坊の起死回生」第三章第129話「赤ん坊、始める」 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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そえだ信「赤ん坊の起死回生」、3月11日夜第三章第129話が公開されています。

 

新しく作られたルートルフの会社は「ヴィンクラー商会」と名づけられました。

『持ち主がベルシュマン子爵であることを明示するため、領地の村の名をそのまま使ったものだ。』とのこと。

 

今まで王宮内で試作などを行っていた小屋が旧ディミタル男爵邸の敷地に移設され、まずは製紙が始められます。

 

「いまのとこ、じゅんちょ」

「そうか」

語り合うルートルフと父ベルシュマン子爵。

 

父と昼食をとった後後宮へ戻るルートルフは豪奢な装いの女性に声をかけられました。

ウィリバルト王子殿下の母君、第四妃殿下でした。

 

「わたくしも、お話が聞きたいわ。一度、遊びにいらっしゃい。殿下と一緒にお茶に招待しますから」

 

 

 

●「赤ん坊の起死回生」第一章目次リンク

 

●「赤ん坊の起死回生」第二章目次リンク

 

●「赤ん坊の起死回生」第三章目次リンク

 

 

そえだ信のもう一つの連載小説「君に、最大公約数のテンプレを ――『鑑定』と『収納』だけで異世界を生き抜く!――」。こちらも注目!

 
 

 

 

 

 

 

 

「地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険」が「掃除機探偵の推理と冒険」と改題されて文庫化されます。5月24日発売予定。

アマゾン、楽天他各ネット書店でも予約受付中になっています。

 

掃除機探偵の推理と冒険 (ハヤカワ文庫JA)

刑事の鈴木は、目覚めるとロボット掃除機になっていた! しかも眼前には男の死体が……。『地べたを旅立つ』改題。解説/辻真先

 

 

表紙のデザインなどはまだ未定のようですが、どんな感じになるか楽しみですね。

解説者は、辻真先さん。解説を読むのも楽しみです。

 

 

 

第10回アガサ・クリスティー賞、大賞受賞作

地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険

鈴木勢太、性別男、33歳。未婚だが小学5年生の子持ち。北海道札幌方面西方警察署刑事課勤務…のはずが、暴走車に撥ねられ、次に気づいたときには…「スマートスピーカー機能付きロボット掃除機」になっていた!しかもすぐ隣の部屋には何故か中年男性の死体が。どんなに信じられない状況でも、勢太にはあきらめられない理由があった。亡き姉の忘れ形見として引き取った姪・朱麗のことだ。朱麗の義父だった賀治野は、姉と朱麗に暴力を働き接近禁止命令が出ていたが、勢太がそばを離れたとわかったら朱麗を取り戻しにやってくる。勢太の目覚めた札幌から朱麗のいる小樽まで約30キロ。掃除機の機能を駆使した勢太の大いなる旅が始まる。だが、行く手にたちはだかる壁、ドア、段差!自転車、子ども、老人!そして見つけた死体と、賀治野と、姉の死の謎!次々に襲い掛かる難問を解決して小樽に辿り着き、勢太は朱麗を守ることができるのか?第10回アガサ・クリスティー賞、大賞受賞作。

 

 

 

 

そえだ信、いよいよ国際的作家に?(笑)

 

タイの次は・・・