キングス・シンガーズの歌うビートルズナンバー ビートルズのメロディの美しさを再確認 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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クラシック音楽を中心にした好きな音楽と読書感想、日々の雑感などを思いつくまま気まぐれに書き綴ります

 

 

日曜日、午後になって何となくぶらっと外へ出て、車のハンドルを握り何と言うことも無くBooK OFFに行ってしまいました。(何だ、そりゃ(笑))

 

別に何かを買おうという気も無く、と言うか今日は何も買わないぞ、等というあやふやな覚悟を心に秘めながら(?笑)ぶらぶらとCDコーナーや文庫本のコーナーをさまよっている内に、CDコーナーで1枚のCDのタイトルがふと眼にとまったのです。

 

キングス・シンガーズ ビートルズコレクション

 

そう言えばキングス・シンガーズを夢中になって聴いたのはいつ頃だったかな。想い出の中に大学時代の友人の顔がちらつくところを見ると70年代の後半のいつか、くらいだろうか。

 

古い時代の音楽も聴いたけれど、たしかビートルズとかそのあたりのポップスにも驚嘆したのではなかったか。うわっ、こんな事が出来るんだ。そのハーモニーの素晴らしさに夢中になった想い出。

 

結局この1枚とついでにと後2枚のクラシック、3冊ほどの文庫本を手にしてレジに。「あやふやな覚悟」を笑いながら、自らに言い聞かせる意味が有るとさえ言えない言い訳。手が離してくれないんだからしかたないじゃない。・・・(笑)

 

久し振りに聴くキングス・シンガーズのビートルズはビートルズ自身のディスクとはまたまったく違うとても不思議で新鮮な世界に誘ってくれます。

こうやって聴くとビートルズの曲って本当に綺麗でチャーミングなメロディを持っているんだなと再確認。

 

そして、それはルネサンスやバロック音楽と並べてもまったく違和感の無い気品を持った音楽なんだな、と。

 

ビートルズ自身が演奏したディスクも聴く度に新鮮な物があったりしてびっくりすることが多いのですが、このキングス・シンガーズのカヴァーも別の意味でとても価値の高い物のような気がします。

 

10代の終わりか20代の始めぐらいに驚き感動した記憶が、60代になってまた新鮮に思い出される、それだけでもきっと凄いことに違いない、なんて一人で満足感を噛みしめる今日この頃(笑)

 

まあ、良い音楽は、いつ聴いたってやはり良い音楽なのです。

 

ね。

 

(笑)

 

 

 

 

(もっとも、このアルバムは1986年に録音された物だと言うことですので、私が友達とともに聴いていたキングス・シンガーズの演奏とは違う物のようですしメンバーも大分替わっていると思います。また現在のキングス・シンガーズもまったく違うメンバーになっているようです。)

 

 

 

 

ビートルズ・コレクション

イギリスのコーラス・グループ、キングズ・シンガーズがカヴァーしたビートルズ作品を収録したアルバム。1986年録音盤。