北海道弁講座(?笑) その11  「はんかくさい」 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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この「北海道弁講座(?笑)」シリーズはずっと以前に他のブログに投稿していた記事を編集してこのブログに載せた物で、記事のストックは「その10」までしか有りませんでした。

これで終りのつもりだったのですが、先日amechanさんからのコメントで「次回「はんかくさい」ぜひお願いします」とのリクエストを頂いてしまいました(笑)

さて、どうしましょうか・・・



と言うわけで数年ぶりの新作です(笑)



「ここかゆくて掻いたら腫れちゃった」
「はんかくさいね。だからちょしちゃダメって言ったでしょ。」

はんかくさい、って馬鹿とかどじなこと、みたいな意味で使われる言葉です。馬鹿とかアホと近い意味ではあるのですがやはり少しニュアンスが違う気もします。もともとは北陸あたりで使われていた言葉で、北前船で商いをしていた近江商人によって伝えられた言葉だという説を聞いたことがあります。

ばからしい
あほらしい
間が抜けている
おっちょこちょい
どじ
愚か

親しみを込めた言葉である場合もありますが、かなりきついニュアンスで使われることもありかなり幅広い使い方をされる言葉でもあるようです。もちろんその使われるシチュエーションによってニュアンスも変わってきます。

私はあまり使ったことはありませんが、子どもの頃ずいぶん言われた記憶はあるような・・・(笑)


「行ってまいりま~す」

少年が眠い目をこすりながら玄関を出ようとした時、少年の背中に突き刺さるように悲鳴に似た母親の声が響きました。

「何やってんの。はんかくさいね!!」

えっ・・・

「ランドセル持たないで学校行く人、どこにいるの!!」

振り返った少年の眼の前に黒いランドセルがぐっと突き出されました。

母親はため息をつきながら、この時本気で少年の行く末を心配したのでした。

・・・・・・


この少年が、・・・私(笑)



と言うわけで、はんかくさい少年の行く末は、と言うと・・・



まあ、なる様になるってことでしょうか(笑)


なる様にしかならない、とも言いますが(爆)