北海道弁講座(?笑) その1 「なまら」 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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最近、けっこう全国的に知られるようになった(らしい)北海道弁に、
「なまら」と言う言葉があります。(どうも大泉洋あたりの影響のような気がしますが(笑))


でも私はこの「なまら」っていう言葉、自分では使った記憶がありません。

そういえば私の両親や弟も使ったことはないような気がします。


この「なまら」って言葉、比較的新しい北海道弁で年配の人はあまり使わない、とどこかのサイトに書いてありましたが、そうすると私はその「年配の人」に入るのでしょうか(笑)


もうずいぶん昔。

私は小学6年生の時、親の転勤で田舎から札幌に引っ越したのですが

転校した新しい学校の級友達が「なまら」を普通に使っていて、
なんだか妙な感じ、違和感を感じたのを覚えています。

つまり札幌では普通の言葉だったのでしょう。

(「田舎」より札幌の方がなまりがきつかったりして(笑))



なまらしゃっこいしょ。
(とても冷たいよ。)


なまらおっかねえ。
(もの凄く怖い。)



「なまら」のルーツは新潟弁のようです。

昔、新潟から北海道に出稼ぎに来る人たちの言葉が残った、とのこと。


どうやら新潟では北海道と逆で使う人は年配の人に限られているらしいのですが。




(ずいぶん前に、他のブログに投稿していた記事を編集してこちらに再録しました。)