「天は御神の栄光を語り」
ぼんやりしているうちになぜかこの曲の旋律が頭に浮かび、繰り返し繰り返し鳴り響いています(笑)
実はこの曲、私が合唱を始めて最初に歌った曲でした。
中学3年生の春でした。合唱部がコンクールに出るための人数が足りなかったため、音楽の先生から声をかけられ・・・じゃなかった、声をかけられた友達に付き合わされて放課後に音楽室へ行ったのが私とコーラスの出会いでした。(3年生と言えば高校受験の準備に入らなければならない頃なのに、誘う教師も誘われる生徒ものんびりしていたんですね。まあ、そう言う時代って事ですか(笑))
そのコンクールの自由曲になっていたのがハイドンの「天は御神の栄光を語り」でした。
何も分からずにともかく歌ったという感じですが、その分無意識に旋律が頭に焼き付けられたようです。今でも時々この音楽が頭に浮かび繰り返し繰り返し響き続けることがあるのです。
そう言えば、その年の秋、札響の定期演奏会でハイドンのオラトリオ「天地創造」が取り上げられました。
父がそのチケットを手配してくれ家族で札響の演奏を市民会館で聴きました。(たぶん父は私がこの中の一曲を歌っているんだと言ったのを記憶してくれていたのでしょうね。)
家族でクラシックの演奏会に行くなんて言うことはそのときが初めてで最後のことです。
それも記憶に残っている理由かもしれません。(最もそのときの演奏がどうだったかなど何も覚えていませんが。覚えているのはその時小学生だった弟が演奏の途中で寝てしまい、その横に座っていた外国人のおばさん2人が笑っていたことだけです(笑))
正月から、風邪をひいて治りきらず、頭はぼんやりするし身体はだるいし、なんて言っているうちにもう8日になってしまいました。
ちょっと気合いを入れて動き始めなければ、ね。
初心に戻って、なんてね。
それでは、また。