人生で初めて聴いたモーツァルトの曲は、と考えてみると、正確なことはまったく分かりませんが記憶に残っているのは間違いなく「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」です。と言うのはこの曲小学校の時知らないうちに旋律が記憶に残ってしまうくらいに頻繁に校内放送で流れていたのです。曲名などまったく知りませんでしたが冒頭のメロディーなど無意識のうちに口ずさんでいたりしました。(たぶんトヴォルザークの「家路」(「新世界より」第2楽章)やスメタナの「モルダウ」等も同じように無意識のうちに身体に染みこんでいたメロディーだった思います。)
何となく今日「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を聴きたくなりいくつかの演奏の冒頭部分を聴き比べたりしたのですが、なかなかぴったりくる物がありません。あれこれと聴いているうち…。やはりこれかな。
全てが満足というわけでもなく、出だしなど少し重たいかな、などと思いつつ、でも聴いているうちに細かい部分の優しさというか温かさというか、なんとも言えない柔らかな雰囲気に包み込まれるような気分になります。ワルターの微笑みが見えるようで本当に居心地が良く…
やはり、これかな。
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク&序曲集(期間生産限定盤)
名指揮者ブルーノ・ワルターが、最晩年に録音したモーツァルト作品集。ロマンティックな演奏ながら少しも古びたところを感じさせないのは、その高い音楽性と豊かな創造性ゆえ。モーツァルトの美しい魂の歌が、人間ワルターの慈愛に満ちた、たおやかな表現で綴られてゆく、まさに至高の境地に到達した作品。1958年、1961年録音。
10月24日、いよいよそえだ信「赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録」シリーズ第5巻発売されます!
スーパー赤ん坊ルートルフの大活躍、お楽しみに!!!
1歳児の頭脳と若い職人たちで世紀の大発明!?
国内産業振興のため、国内の若い職人を集めていくつかのアイディアを元に新製品の開発に取り組むルートルフ。大人並みの知性と別世界の『記憶』、周囲の文官や世話役たちを頼って、1歳児の思い描いた計画は着実に前進していた。そうして仕事で忙しい日々を送るルートルフの前にザムが姿を現す。思いがけない再会に喜ぶルートルフは、王太子を説き伏せてザムを後宮で飼う許可を勝ち取った。その後も製品開発を進めていき、万事が順調かと思われたが、ある夜、寝ぼけたルートルフは後宮内でとんでもない大物に遭遇してしまい……!?
算術の教師になったり、モフモフに癒やされたり。いろんな顔を見せる頭脳派1歳児から目が離せない本格異世界ファンタジー第5弾! 巻末には次期領主ウォルフ視点の特大番外編も収録。
好評発売中のそえだ信「赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録」シリーズの第4弾、絶賛発売中!!!
【王宮編開幕】1歳児が内政改革に挑む!
類い稀なる能力を買われた赤ん坊のルートルフは、国王の命を受けて、家族と別れを告げ王宮入りを果たす。王から命じられたのは、貿易戦争に負けないために国力増強と産業振興の策を創案すること。ルートルフは、文官の青年ヴァルターや公爵次男のゲーオルクたちと執務にあたり、別世界の『記憶』を頼ってさまざまな分野で成果をあげていく。
一方、後宮での新たな生活に身の安全は保障されたものと思いきや、王族でもない突然の入居者の存在をよく思わない者たちがいるようで――!? 世話役としてルートルフの傍に仕える少女ナディーネの真意とは……。
新たな出会いが1歳児の【えんだい】なる計画を加速させる本格異世界ファンタジー、王宮編開幕。
愛弟と離れ離れになったウォルフの煩悶を描く番外編も収録。
そえだ信「赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録」シリーズの第3弾、好評発売中!!!
赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録3
そえだ信「赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録」シリーズ 1 、2 絶賛発売中!!!
下記リンクから、一部試し読みできます。
赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録1
赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録2
不作による飢餓、害獣の大繁殖。大ピンチの領地を救うのは、赤ちゃん!?
ルートルフ・ベルシュマンは生後6か月で突然大人並みの意識に目覚め、別世界の『記憶』に何かを告げられるのを感じる。焦らず周りの状況認識と言語習得から始めると、間もなく自分が男爵家の次男であり、領地が困窮していることを知る。領民たちが冬を越せないほどの深刻さに、自分が大人になるまでじっとしていられないと感じたルートルフは、兄のウォルフに自身の正体を明かし、ふたりで領地救済に乗り出そうと決意する。
「ぼく、のこと、ひみちゅ」
ふたりは別世界の『記憶』と『加護』という不思議な力を頼りに、領地に襲い来る問題への対処法を考えていくが……。
秘密を共有した兄弟コンビは無事に男爵領を救うことができるのか?
頭脳派0歳児の活躍とかわいらしさに目が離せない、本格異世界ファンタジー。
ルートルフがようやく1歳に!! 兄弟コンビの領地復興ストーリー第2弾!
貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
そんなある満月の夜、ルートルフとウォルフはオオカミのザムの背に乗せられて、隣のディミタル男爵領へ連れていかれる。森の中に着いたふたりが見たのは、柵に捕われたザムの仲間たちだった! 領地困窮の大きな原因となった害獣大繁殖のカラクリを知ったふたりは、オオカミ解放作戦を開始するが……。
さらに、1歳を迎えたルートルフの前に見知らぬ赤ちゃんが現れて!? 赤ちゃん度MAXでお届けする、領地立て直しストーリー第2弾。
刑事の鈴木は、目覚めるとロボット掃除機になっていた! しかも眼前には男の死体が……。『地べたを旅立つ』改題。解説/辻真先