野々村彩乃さんのYouTubeチャンネルに最近追加された動画が木下牧子作曲の「夢見たものは…」でした。
この曲は昭和14年に24歳で亡くなった立原道造の詩に木下牧子が作曲しました。とても優しい旋律の美しい曲です。
夢みたものは・・・・
夢見たものは ひとつの幸福
ねがったものは ひとつの愛
山並みのあちらにも しずかな静かな村がある
明るい日曜日の 青い空がある
日傘をさした 田舎の娘らが
着かざって 唄をうたっている
大きなまるい輪をかいて
田舎の娘が 踊りをおどってる
告げて うたっているのは
青い翼の一羽の小鳥
低い枝で うたっている
夢見たものは ひとつの愛
ねがったものは ひとつの幸福
それらはすべてここに ある と
とても穏やかな情景がまた本当に何気ない言葉で語られます。この詩が書かれた頃立原には恋人がいました。そしてその人にプロポーズします。幸せが訪れるはずでした。しかし、その時彼はまた自分を死に向かわせる病気が進んでいることも知っていたのです。穏やかな情景、さりげない願い。しかしその裏側にある諦め…。木下牧子さんの優しい旋律と彩乃さんの柔らかな声が心の隙間にじんわりと染みこむようでした。
この曲は混声合唱曲として人気のある曲です。
YouTubeにあった Chor OBANDES の演奏がこの曲の穏やかな美しさ、静けささえ感じさせてくれる曲の魅力を良く伝えてくれていると思いました。
1:夢みたものは
2:おにのおにぎり
3:秋風
4:幼年
5:鴎
6:ほのかにひとつ
7:■詩
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