大倉山記念館で、繰り返しやっていた音浴会。
記念館の改装工事のとき、半年ほど駐車場が使えなくなり、そのまま中断していたのですが
桜木町駅のすぐそば、ちぇるる野毛の中の「ミーティングスペースてらお」というところで
今も続けています。(次は明日です)

音浴会は何をするところか、というと、いらして下さった方はおわかりの通り
寝転んで即興演奏を聴くだけなのです。そして感想を話すだけ。
それなのに、毎回とても楽しいことになる。あるときは不思議なお話も聞けたり。
私も予想外のことがあれこれ起こるのが楽しみなです。

畳の部屋になったので、定員は5名。
形としてはコンサートとワークショッップが一緒になったような会、
おひとり1500円でお茶菓子がついています。
今は採算は考えていません。

ずっと続けているのには、私自身の夢があるから。
実際的にお役に立つ音楽のしごとをしたい、という夢。
これはライブ演奏をしている時とは違う、もう一本の柱として
何かできることをしたい、そんな気持ちがあるということです。


あるとき、末期癌の方がいらっしゃいました。
その時はちょうどお一人の会となり、彼のために感じる即興を弾き続けました。

終わってニコニコされて、本当に楽しかった。来て良かった、すっきりした。
体で音楽を感じることが、こんなに良いとは。とおっしゃいました。
そして、ぜひどこかでこれを僕に主催させてください、とおっしゃいました。
約束ですよ、必ずしますからね。

実際は、それがその方とお会いする最後になってしまったのですが
その笑顔を今でも思い出すことがあります。

音楽でお役に立てた体験は、ずっと残ると思いました。

必要な方のところに、沢山届きますように、と今も思いながら
今は続けることに意味がある、と思ってやっています。









6月24日、月夜の仔猫で
俳優の江上慎吾さんの朗読とのコラボレーションをします。

江上さんは、美輪明宏さんの舞台にずっと出続けている方です。
大ベテラン、また朗読の先生もされているようでファンの多い方です。
芸能界で長年活動していらっしゃる方とのコラボは、初めてです。
世界が違いすぎると思ったのですが・・・・
ご縁とはわからないものです。

朗読とのコラボレーションは、やったことがないわけではないですが
今回は、正念場というか、作品としての質を問われるような感じで
緊張してしまいますが、
敢えてリラックスを心がけてやらせていただこうと思っています。

取り上げるのは、昭和の詩人の作品、長田弘さん、谷川俊太郎さん、茨木のり子さん等と
それから私の現代詩、そしてお芝居のようになっているものに音楽を載せるものもあります。


即興は、練習することができないので
とりあげる詩をよく読み、段取りを頭に入れるくらいです。
あとは完全にその場です。

リハーサルが一度あるのですが、新しい経験ができることは楽しみです。

体当たりで、よい体験をさせていただこうと思っています。
このお値段でお届けできる事自体、破格なようです。

いらしてくださったら、とても嬉しいです。

ちなみに10年前の写真になってしまいましたが
これがいいそうです(><)どうもすみません。

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★6月24日(水)
朗読とピアノの夕べ「今日あなたは空を見上げましたか」

中央区銀座8-3-11和恒ビルB1「月夜の子猫」03-3573-3651
1st 19:15 2nd 20:30 3rd 21:45 MC¥4000(1ドリンク付き5000円)
http://www.asumi.com
出演 河上素子(pf vo)江上慎吾 朗読/河野Michiru(友情出演)
1st 19:15  ピアノ即興演奏
2nd 20:30  ピアノ即興演奏&朗読
3rd 21:45  ピアノ即興演奏&朗読 

定員25名 予約制(河上までお問い合わせください)

https://www.facebook.com/home.php#!/events/479139792255923/?ref_dashboard_filter=upcoming
こちらにもお知らせがあります。
明後日は横浜.野毛のミーティングスペースてらおで、短歌とのコラボコンサートです。
最初に決めた人数のお席はあっという間になくなってしまい、それから考えて少しお席を増やしましたが、それもすぐに完売しました。本当にありがたいことです。
会場の広さを考えて、お断りしなくてはならない方がいらっしゃったのはとても心苦しいのですが、いらっしゃって下さる方々の居心地等を優先しました。

コンサートは、演奏&主催するものと、そこにいらっしゃる皆様で創りあげていくものです。
のびのびと自己を表現し、聴く側も演奏者も心楽しむ発露の場です。そんな空気を広げていけたらいいなと思っています。

私は、短歌を題名にした組曲を作曲し、またりりんさんの詩で歌ひとつ作りました。
当日は、即興も沢山演奏することになります。今回はクラシックスタイルに近い即興演奏になりました。演奏活動を始めた頃と近いものです。

透明感のある、りりんさんの短歌に合う音は、そんな感じでした。

3月に金大偉さん、贄川治樹さんと演奏したフリーな即興のカタチとは全く違うものです。

スタイルがどんどん変化していくね、と言われることもよくあるのですが
私自身はそうは思っていなくて、今までに共演して下さった、素晴らしい諸先輩方のおかげでいろいろなことを知り,経験させていただいたことが豊かになってありがたかったと思っています。
クラシックでもバロックスタイルから現代音楽まであるのですものね。
ひとつひとつの完成度に集中していくことと、思う存分楽しむことを心がけたいと思っています。


ひとつだけ困っているのは、未だに咳が治らないことです。
・・・果たして歌えるのだろうか・・・どうぞ、治りますように。