カフェ・コラージュのライブが終わりました。
中山英二さんをお迎えしてのデュオは5回目です。


癌の手術を控えて、いろいろと大変でいらっしゃる中山さん。
私には、同じ時間を同じように感じることはもちろんできません。
でも、ご一緒しているライブの間、音でいろいろなことが伝わってきました。
きっと私も伝えていたことでしょう。
音以外の空気感のようなものも。

コラージュのライブを私が好きなのは、そういった空気が会場全部に伝わって、
そこにいらっしゃる方たちみんなのものになるからであり
そういう雰囲気がお店にあるからなのです。
以前、どなたかが、ライブのあと「コラージュ船に乗って旅をしたみたいでした。」と
おっしゃっていましたが、私も同じことを感じています。

ライブの最後に「ふるさと」を皆さんと合唱しました。
私はこの曲を聞くと、あるいは歌うと目頭が熱くなるのです。
昨日も、どうなるかな、と思いましたが、音楽できる幸せが大きくなりそのままでした。
中山さんもそうだったらいいな。

人は、自分の人生を流れに添って生きていくしかできないけれど
共有する時間を、あたたかく、愛に満ちたものにすることは
きっとできると信じています。
最近、自分の不器用さをひしひしと感じますが
それでも、それをやり続けた先にあるものを見たい、と思います。


青空は、手につかむことはできません。
でも、地球に住んでいる私たちは、実は、青空の中に生きているとも言えます。
自分を見つめることも、同じなのかもしれません。
音楽も、そういうものなのかもしれませんね。

中山英二さんの、お早い回復をお待ちしたいと思います。


コラージュにいっぱい、入りきれないほどのお客様が溢れ
皆様の笑顔が暖かかったです。
外は寒かったですが、コラージュの中は春のようでした。

皆様に、心から御礼を申し上げます。どうもありがとうございました。

それから、突然のお願い(毎回。。。)にも関わらず
寒い中、車で機材を運んでくださり、音響を担当してくださった
そしてお写真も撮ってくださった
中村隆志さん。お世話になりました。本当にありがとうございました。





高い高い空は・・・
高い高い空は・・・
高い高い空は・・・

いつも、コンサートをするとき、その時間は私にとって
特別な時間となります。
それまでの準備の時間、そのコンサートまでに感じたこと、考えたこと
体験したことが、音の中で、ひとつにまとまるのです。

どんな体験も、みんな音楽の中での力になり、またライブでの音楽の中で
次の体験への力をもらいます。
演奏活動をするようになってから、ずっとそうやって生きる力を得てきたと
思います。

21日に、日吉で、中山英二さんとコラボレーションのライブをいたします。
残席3席です。。。お申し込みはお店に直接、お早めにどうぞ!



コラージュ・ライブ ジャンルを超えたセッション

河上素子(ピアノ&ボーカル) 中山英二(ベース)
 1月21日(土) 18:30開場19:00開演  

 会場;カフェ・コラージュ  http://www.cafe-collage.com/index.html
 料金;2200円 ワンドリンク付き
 ℡ 045-563-9851東急東横線日吉駅徒歩1分


 手に触れることができそうな距離で、美味しい珈琲を飲みながら
 音楽をお楽しみいただけるのが、
 日吉のコラージュでのライブの素晴らしさだと思います。


 皆様のお越しをお待ちしております!!

$高い高い空は・・・



$高い高い空は・・・
明けましておめでとうございます。
今日は寒いですね。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

今週の金曜日に、今年最初の音浴会をいたします。

音浴会は2007年9月にスタートいたしました。
「一度、寝転がって生のピアノを聞いてみたい」という、とある方の声から
試行錯誤で私が創ってきた、オリジナルのワークショップです。
毎月一回ずつのワークショップを続けながら、私が感じているのは、音楽の持つ不思議な力です。

宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」のように
ピアノの即興で、おひとりおひとりの癒しの力を、内側から引き出すことができる。
終了したときの、みなさんのすっきりしたお顔と、寝転がって聴いていらっしゃったときの
体験をお聴きするたびに、私の中に、そのことに対しての確信が新たになります。

ライブやコンサートと、音浴会の違いは何か。
演奏会では、私は自分の内側へ、あるいは、音の神様へと旅をしますが
音浴会のときには、いらしてくださった皆様から感じられるものに、焦点を合わせます。
音浴会のときにだけ、私は演奏家からセラピストに変わっているかもしれません。


音楽を聴くというよりも
ご自分の心の中にある、そのときの宝物を体験するために、私のピアノを利用していただけたらと
思います。


月音音浴会

2012年1月13日金曜日
横浜市・大倉山 大倉山記念館 第10集会室 19時10分~20時30分
(SKYという名前でお部屋をとっております)


東急東横線「大倉山駅」より徒歩7分
  http://o-kurayama.jp/
¥2000(お茶がつきます)
  毎回限定12名様。予約制

簡単なストレッチ、エクササイズの後、深い呼吸とともに
寝た状態で、アロマの香りも添えて、静かな即興演奏を聴いていただく会です。
シンプルですが、心地よい、すっきりする、豊かにイメージが広がる、
自分自身に戻れる、との感想をいただいています。


詳しくはこちらもどうぞ。
http://crystaltone.jp/tsukioto.html

2月は18日(土)です。
あわせてご参加をお待ちしております。



参加された方の感想です。



月音音浴会で会場に寝っ転がって目を閉じました
素子さんが桜の花をイメージしてくださいと言うので
いつかテレビで見た吉野の桜を空から見下ろしました。
一面の桜。
花びらが雪のように舞う。
先日読んだ「はるがいくよ」を思い出し、
これだけおびただしく花びらがあれば1枚くらいは
地に落ちず、空に空に舞い上がるものもあるかもしれない。
高く高くそしていつまでも空を漂っているような。
そんな花びらになったつもりで宇宙から地球を見下ろした。
スペースシャトルからの視点というのは前回の音浴会でも試してみた。
そんな高さも一瞬で、森林を見下ろすくらいで飛んでゆく。
ピアノのメロディのせいか、季節は無視して初夏の水辺が思い浮かぶ
カエルが泳いでる。トンボが飛んでいる。

そうだ花びらだった。
不死の花びらはどんな景色を見るだろう。
インド洋をわたるマンモスタンカー
東シナ海を飛ぶ蝶の群れ
どこかの屋根瓦の上
セミ、麦わら帽子
ロンドンのビッグベン
フラミンゴの群れ
砂漠砂漠砂漠
そして桜は帰ってくる。
この花びらは私。今ここで横になっている私。

そうだ。花びらを作る炭素や酸素や そういった原子、分子は
ずっと変わることなくこの宇宙の中を姿だけをかえてあり続ける。
かつて桜だった分子が今の私の体にもある。
私は桜でもできている。

私はほかに何でできている?
あの里山の水辺の水
エジプトのピラミッド
成層圏にうかんでいるチリ
桜の散った後萌えるみどり
田んぼの土
雪の結晶
パティシエのつくるあまーいお菓子
ストップウォッチの針
あの山の霧

思い浮かぶもの浮かぶものが自分の体の中に入っていく

いちばん印象に残るのは
「桜は私」と思った時の、体がバラバラになっていくような感覚でした。