半世紀以上生きてるといろんなことを経験するよね。
ニュースで見るだけじゃなく実際に自分が巻き込まれたものは忘れられないし、
それが教科書に載ったと知った時、時間が経過したことを実感する。
まず、天安門事件。あの時、社会人新人だった。
中国で銀行が襲撃され船荷証券が燃えたという噂が社内で広まって
パニックに陥った営業マンたちが「確認しろ!」と何度も電話をかけてきたけど
結局、日本の銀行を通してしか連絡できないし、日本の銀行も情報が得られず
「分かりません」としか答えられなかった。
1ヶ月くらいで騒ぎは収まった記憶だけど、大変な1ヶ月だった。
2つめはアメリカの同時多発テロ(9.11)
やり取りしてた銀行が入っていたビルに飛行機が突っ込んで崩れてしまった。
NYと東京で時差があるのに彼らは日本時間で働いてくれていて
業務が滞らないように電話もしてくれる人たちだった。
まさか、、、
連絡取れないかもしれないと思いつつ、無事ですか?と何度もメールを送った。
そしたら何日後かに「休暇を取っていたから無事です」と返信が来てホッとした。
3つめはリーマンショック
リーマンショックを描いた映画もあるし、ドラマ「御上先生」でも出てきた。
Derivative 取引に関しては、もっと前に、L銀行でも同じような経験をした。
なかなか無い経験だったな。
教科書には載らないけど、海外で拉致された人も会社にいた。
1年半の間に2人も拉致され2人とも無事に帰国したけど怖い時代だった。
地域は南米と東南アジアだったような記憶。
それまでは全然知らない人だったのにニュースで何度も顔を見てたから
廊下ですれ違った時に知ってる人かと思っちゃったこともある。
そういえば、銅取引で逮捕された人は直属の上司だった。
大人しい感じの人で、世界の銅の5%を操っている人には見えなかったけど
大人しそうな人の方が怖いのかもね。
週末、温泉旅行に行ってて、温泉から出てノンビリしてた時に
ニュースで逮捕されたことを知って「嘘でしょ!」とテレビに向かって叫んでしまった。
そういえば、その頃の逮捕とか倒産とかって業務に時間を与えるためだったのか
金曜の夜とかに行われてたね~。だから週末にビックリしたり、
先に内情を知ってると金曜の夜に残業になったりしてた。
この先の人生はこういう事件には遭遇しないだろう、たぶん。
