日本エドガー・ケイシーセンター、光田会長の投稿をシェアさせていただきます。
【マヤ文明に関する重要なリーディング！】
これからユカタンのマヤ文明ツアーに出かけるにあたり、マヤ関連のリーディングを翻訳してみた。
このリーディングは、おそらくマヤ文明に関して、もっともまとまった情報をもたらしているリーディングと思われる。現代のマヤ学の主張と相当に差があるが、ケイシーのリーディングは首尾一貫していて、さまざまな謎が解明されていると思う。
ちなみに聖書考古学とも相当に差がある。
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ヒュー・リン・ケイシー： あなたはこれから、マヤ文明の起源と発展に関する歴史について学術的に述べ、質問に答えます。
ケイシー：よろしい。地球のこの特定の地域における文明の記録を述べるに際し、そこには１つ以上の文明が発見されていること、また、これから発掘研究が進展するにつれて１つ以上の文明が発見されるであろうことを記憶しておく必要がある。
われわれが特に興味深いと考えるものは、コルテスによって無惨にも破壊されたアステカ文明よりも、さらに先行した文明である。
これ（アステカ文明?）に先行したあの文明は、複数の源が組み合わさったもの、あるいは、他の経路、他の源からの諸力の注入によって影響を受けた高度な文明であり、それはこれから与えられるであろう内容によって決定され得るかも知れない。
今日数えられる時間から、平和の君が約束の地に入られる10,600年前に遡ると、ある文明が内部からの腐敗によって混乱しているのが見出される。その腐敗はあまりに酷く、（風雨や日光などの）自然界の力（エレメント）すらも、強情で不義に満ちた人々に荒廃をもたらすことに加わったほどである。
アトランティスの2回目（訳注：B.C.28,000年頃）と3回目（訳注：B.C.10,500年頃）の異変の時に、それらの土地を離れて、当時見ることのできたこの特定の場所に来た人々がいた。
しかし理解されたい。 その当時の地表の様子は、今日観察されるものとは随分異なっていたのだ。 なぜなら、熱帯地帯であったというよりはむしろ、気候は温和だったといってよく、またその地域の地表の状態や位置は相当に変化していたからだ。
こうした文明を歴史的な観点から追う際には、むしろ、個人や集団の活動や、彼らがその文明に与えた貢献を考察する方が、理解しやすくなるかもしれない。この方法では、必然的に完全な歴史的事実を示すことにはならないが、その代わりに、ある人物とその人物に従った人々の活動や、彼ら自身の中から一人を指導者として選んだ人々の活動を描くことになる。
さて、アトランティス文明（より正確にはポセイディア）を去った人々とともに、イルタールは――アトラン家に属していた従者たちの集団、つまり《唯一なる神》を崇拝する従者達およそ10名を伴い――このポセイディアの地を離れた。そして彼らは西へ向かい、現在のユカタン半島の一部にあたる地域へと到達した。そこで彼らは、現地の人々の活動とともに、新たな文明の発展を始めた。それは、アトランティスの地でかつて築かれた文明と同様の形で栄えていった。 他にも、後になってこの地（アトランティス）を離れた者達もいれば、もっと早くに離れた者達もいた。さらに、ムー（つまりレムリア）の地でも激変が起こり、彼らもまた文明の変遷に関与した。彼らの信念や教義は各地に影響を及ぼし、その広がりは、アトランティスの最終的な激変（あるいは後に起こった島々の隆起）までは、現在よりもはるかに広範囲に及んでいた。そして、この最終的な変動の結果として、中央アメリカやメキシコの地形は大きく変わり、現在目にする輪郭に近いものへと変貌したのである。
イルタールとその追随者たちによって最初に建てられた神殿は、大地の輪郭が物理的に変化した時期に破壊された。 現在発見されつつあるものと、そして何世紀にもわたって廃墟となっていたもので既に発見された一部の遺跡は、当時、ムーとオズとアトランティスの人々が融合したものであった。
したがって、これらの地域は、後に「インカル」と呼ばれる人々の初期の一部を成していた。ただし、インカル自体は、ペルーの地におけるオズ（またはオグ）の民、そして現在のカリフォルニア南部、メキシコ、アメリカ合衆国のニューメキシコ南部にあたる地域に存在したムーの民の後継者であった。
この地もまた、「約束の地」と呼ばれる地域の人々が分裂し、その一部が流入したことで変化を遂げた。 したがって、これらの遺跡には、エジプト文明、レムリア文明、オズ文明の要素が見られるだけでなく、後の時代にはモーセに関連する活動の影響さえも含まれていることが分かるだろう。
したがって、誰もが問いかけるだろう。「この特定の地において、初期の文明を形成したさまざまな文明の一部として特定できるものは何か？ 」と。
円形の石（複数）――それは磁力を帯びた影響を持ち、人々が集まり儀式を行う際に、その上において、《唯一なる神の霊》が彼らに語りかけたものである――これこそ、今日でいう宗教的な儀式において、最も初期のアトランティスの活動の名残である。
祭壇の上では、個人の肉体を清める儀式が行われていた。（これは人身供犠ではなく、それが行われるようになったのは、はるか後の時代、モーセの教えやその地域の活動が影響を及ぼしてからである。） これらの祭壇は後に、今日で言うところの憎しみ、悪意、利己心、放縦といった個人の内面的な要素を清めるための場となった。その儀式を通じて、光の源から生じた修行者（イニシエート）の霊的向上が行われた。その光の源とは、古の時代に光の天使たちが民に啓示を与えたとされる石から放たれる光であった。
ピラミッドや、さまざまな寺院の入り口にある祭壇は、オズやムーの民からもたらされたものであった。そして、それらは異なる部分として存在しており、聖書において「家族の祭壇」や「家族の神々」として言及される「高き所」としても知られている。 こうした祭壇や神々の崇拝は、世界の多くの地域において、さまざまな集団の活動に再び取り入れられるようになった。それは次第に、人々が自己の欲望を満たすことに傾倒するようになったためである。そして、バアルやバアリヤルの崇拝が再び入り込み、神々が人々、人類に授けた「光の真理」との関わりが変化していった。
その時代、より大きな力を持つ者たちがこの地に流入した。それは「平和の王子（キリスト）が現れる3,000年前」と呼ばれる時期のことであった。 その際、「失われた部族」の一部がこの地に入り、アメリカ大陸（または現在のアメリカ合衆国）の最南端にいたムーの民の間に彼らの活動を浸透させた。そして彼らはメキシコやユカタンへと移動し、現在のメキシコ中央部、すなわちメキシコシティ周辺に文明を築いた。 こうして時代の流れの中で、新たな文明が誕生した。それは再び異なる要素が融合した「混合文明」であった。
ユカタンに存在するそれら、イルタール（人名）によって始められた隣接地域に存在するそれらは、徐々にそれらの活動を失っていった。 そして、アメリカの他の地域で「マウンド・ビルダー（丘陵建設者）」と呼ばれる人々になっていったのである。
質問を受け付ける。
（問）失われた支族はどのようにしてこの国に到着したのでしょうか？
（答）舟によって。
（問）もっとも重要な神殿とピラミッドは発見されていますか？
（答）最初の文明に属するものは発見されたが、すべてが開けられたわけではない。 しかし、その文明に関連するもの、付属するものは、修復あるいは再建が試みられつつある。 2番目と3番目の文明に属するものの多くは、おそらくは決して発見されないだろう。というのも、発見しようとすれば、現在のメキシコ文明を壊さなければならないからだ。
（問）これらの初期のピラミッドと神殿は、どのような力によって建設されたのでしょうか？
（答）現在の文明でも徐々に利用されるようになった、それらのガスの浮揚力によってであり、また、すべてのパワーの源について熟達している人々の優れた働き、あるいは活動によってである。 なぜなら、体と心と活動において、《唯一の神》の法則に純粋であり続けるならば、必要を満たすための資源（リソース）は尽きることがなく、あるいは自然界の力（エレメント）とその働きに対して命ずる力が保たれ、そのような関係において、必要なものを供給することができたのである。
（問）1932年4月に、この経路（チャネル）によって与えられたアトランティスに関するリーディングの中で、ある記録の話しが出てきましたが、この記録はどのピラミッドもしくは神殿にあるのでしょうか？
（答）既に述べたように、その神殿はアトランティスが最後の崩壊をする時に破壊されてしまった。 しかし、地球の変動が迫っている今、記録を収めた3つの場所が開かれるかも知れない。 それらの記録は「神は一つ」という知識の奥義に達した秘伝者には同一のものである。 イルタールのそばの神殿が再び現れるだろう。 またエジプトの神殿、つまり記録の広間も開くだろう。 さらに、アトランティス大陸の心臓部に収められた記録も、そこに発見されるかも知れない。この記録は、そのグループの人々のために保管されてきたものだ。 それらの記録は一つである。
今回はこれで終わる。
(5750-1)
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アトランティスから移住してきた人々が造った「円形の石」がとりわけ、われわれの興味をかき立てる。別のリーディングによれば、この石には六角形の模様が刻まれていたらしい。
彼らが移住した場所として一番有力と思われるのが、このティカルとパレンケの間の地域である。これだからリーディングの研究は止められませぬ～^^)v
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