【バイオダイナミック農法】とはルドルフ・シュタイナーが提唱した化学肥料や農薬を使わず、太陽や月… | ライトワーカーまきてぃ.の覚醒するブログ

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ありがとうございます花束

まきてぃ.です。






シュタイナーやグルシェフの本は読みたい読みたいと思いながらも手つかずとなっている…

難しそうで理解できるかな?とかね 笑





ドルフ・シュタイナーのこと、シュタイナーが提唱したバイオダイナミック農法のこと、などなど

大変勉強になりました下矢印






「呼吸道」の師、清水友邦さんのfbをシェアさせていただきます。




最高級の自然派ワインとして数々のゴールドメダルを受賞しているビオディナミ農法とはシュタイナー農法のことです。


バイオダイナミック農法は、ルドルフ・シュタイナーが提唱した化学肥料や農薬を使わず、太陽や月や惑星と星などの天体の力と、地球と動物と植物のリズムに合わせて作物を栽培する農法です。


シュタイナーは「農場全体が生きた生命体だ」と言いました。


バイオダイナミック農法は自然農法、有機農法の一つとして徐々に広まり今では酪農場から野菜農園、ワイン農場、養蚕場に至るまで、60か国以上で実践されています。


シュタイナーは最初ドイツ神智学協会の事務局長をしていましたが、クリシュナムルティが来るべき世界教師として、発表されると反旗を翻して神智学協会とは別な組織「アントロポゾフィー人智学協会」を1913年に設立しました。


シュタイナーの教育思想は支持を集めて全世界でシュタイナー学校が設立されました。

シュタイナーは1924年に、「化学物質を使いすぎて土壌が悪くなってしまった」と訴えた人智学協会に属するドイツの農民達の求めにより農業に関する講義をしました。 


ドイツのドルナッハで20歳の頃、シュタイナーと一緒に仕事をしたエーレンフリート・プファイファーは生物物質の中でエーテル体の形成力をあらわに示してくれる化学的物質を探してほしいと言われて研究し塩化銅溶液の実験方法を発見しました。 


プファイファーは塩化銅を用いたクロマトグラフィーによって天然のビタミンCと人工のビタミンCの違いを確信しました。

天然のビタミンCと人工のビタミンCは同じビタミンでも結晶の配列模様が違っていて、天然のビタミンCは美しい調和のとれた結晶配列 をしていました。


シュタイナーの調合剤は作物の根の発育を促し、風味と栄養価をましました。

天然のものはエーテル体から形成力が放射されますが人工のものにはその力が働いていなかったのです。


 シュタイナーの時代も化学肥料の使用により作物の味、病虫害に対する抵抗力の低下など様々な弊害がでていました。

 化学肥料や農薬を使った土地は、ミミズやバクテリアを追い払い生命のない土壌にしていました。


プァイファーは、ニューヨーク近郊スプリング・バレー のスリーホールド農場に研究所を設立してバイオダイナミック農法の普及に努めました。 


プァイファーは細菌を休眠状態にして調合剤を加え、莫大な量の都市の生ゴミを有機堆肥に一変させることができるスターターを生み出しました。費用も、化学肥料と同じくらい安価にできるので、化学肥料の終焉をもたらすだろうと思われました。 


プァイファーはスポンサーを見つけ生ゴミ処理の会社を起こしましたが、莫大な資金をもっていた化学肥料会社による農科大学、新聞、雑誌、出版社を巻き込んだ大規模な反対運動にあいプァイファーの計画は頓挫してしまいました。 


バイオダイナミック農法の普及が容易ではないのが、その特異な調合剤の製法にありました。

生命は天体のエネルギーすなわちエーテル体の形成力を通って物質に宿ります。

エーテル化された調合剤は植物の生長に必要なミネラルに生命力を与え、吸収を容易にすると考えられています。 植物の成長にはエーテル体の形成力が必要なのです。

化学物質をただ加えただけでは土に生命力は生まれません。


バイオダイナミック農法の500号の調合剤の製法は、まず最初に綺麗な空洞になった雌牛の角に牛糞をつめて、冬至前に地中に埋めます。それから、冬の間、地中に放置しておいて雌牛の角を取り出します。そうして、10リットル以上の雨水にカップに4分の1ほどの微量を入れて撹拌します。20秒間撹拌したら反対方向に20秒撹拌することを1時間ほど続けます。こうして出来たホメオパシーと同じくらいの分量に希釈した液を散布すると4000平方メートルもの死にかけた土地が生き返るのです。


シュタイナーによると角のある牛は内側の力が外に向かって放射される点が角で覆われているので、角は牛の体内に反射し返すのだといいます。冬の間、土に埋められた角はエーテル体の形成力を角の空洞に向かって放射されて,角の内部の牛糞は活性化され生命力を蓄えるのです。 調合剤を散布する前に左右交互に撹拌するのは、太陽の明るい方向へ動くエネルギーと、冬に向かうエネルギーとを解放させる為だとしています。 


バイオダイナミック農法では、太陽、月、惑星と地球の位置関係が重要視されます。

シュタイナーの宇宙論ではすべての生命はエーテル体をもっていて、エーテル体の形成力が物質界に現れるのです。エーテル体の形成力の元になっているのが、アストラル体の力です。 


人間は肉体(物質体)、エーテル体(生命体)とアストラル体を持っていますが、植物はアストラル体を持っていないので太陽の光を助けて植物を構築するのは、エーテル体の形成力だとシュタイナーは教えていました。


生物は体内に天体の力を宿し、その力を保ちつづけており、そうすることによって時間の制約から自由になります。


満月でないときでも、動物界は月の感応力を保持しているのです。 

植物の生育には月や惑星の力が必要なので、地球単独では生育の力をほんのわずかしか伝えることができないとシュタイナーは語っています。


地球に最も近い,月や金星と水星の力は地球に含まれる石灰分を通して間接的に影響し地上の植物が生まれます。地球から遠い火星や木星、土星の力は二酸化珪素に働きかけます。岩、石、砂を含む粘土質は宇宙の力を地下から植物の根を通して、地上の植物を太く大きくするように導くとしています。


このように、宇宙と惑星と意識の影響力が土壌と植物の生長に及ぼすことをシュタイナーは農民たちに教えました。 


バイオダイナミック農法で誤解を受けそうなのはオークの樹皮を家畜の頭蓋骨につめ地中に埋める505号の調合剤ではないかと思います。

これは中世の魔術を連想させるからです。

家畜の頭蓋骨を畑に埋めていることを目撃されたならば、

保守的なキリスト教徒からサタンの手先と攻撃されることは容易に予想できます。


アメリカに渡ったバイオダイナミック農法の実践者たちは秘密結社のようにふるまったといわれています。

農薬や化学肥料を撒いている近所の人々から魔術を行っていると非難されることを恐れたのでしょう。 


その他の調合剤も変わっています。クリスタルを砕いたり、雄鹿の膀胱にのこぎり草の花をつめたり、タンポポの花を牛の腸につめたりします。


ネズミの駆除は変わっていて金星が蝋座にあるときに、かなり若いネズミを捕まえ、皮を剥ぎ、その皮を焼けとシュタイナーは言いました。

そして畑に影響を及ぼしたいなら、捕まえるネズミは野ネズミでなければなりません。

「ネズミの皮を焼いて残った灰や他の諸成分を注意深く集め畑に振りかけなさい。それ以後は、ネズミはその畑を避けるようになるだろう。」とシュタイナーは指示しました。

火によって滅ぼされたものの中から否定的な力がネズミの繁殖能力に働くからだと説明しています。


バイオダイナミック農法の農場は、人間の握りこぶしより小さい石は決して土壌から取り除いてはいけないことになっています。

バイオダイナミック農法では農場には何一つ農場外から持ち込んではならないし、持ち出してもならないことになっていました。


農場には、木や沼、森が必要で、さらに、動物(家畜)が必要なのです。

農場の中では有機的に循環し一つの生命体の様に機能することを理想としました。 


農場の外から農場に持ち込まれたものを入れるときは、病気にかかった農場のための薬剤とみなしていました。 


バイオダイナミック農法で調合剤が必要とされるのは大地が病気にかかっているからなのです。

エネルギーの集積装置を使って宇宙から生命力を調合剤に蓄え、そのエネルギーに満ちた調合剤を散布することによって大地を刺激し、土壌から吸い上げる力を植物にあたえるのです。


バイオダイナミック農法は有機農法と見られていますが有機農法とは全くコンセプトが異なっています。

有機農法とは次元が違うのです。

有機農法を含みつつも目に見えないエーテル体の形成力を重要視するからです。

バイオダイナミック農法の話を聞いただけでは人智学の学徒以外は理解することが困難でしょう。


それでもバイオダイナミック農法は歴史がありヨーロッパだけでなくオーストラリアでも着実に実績を治めています。


動物も植物も月の満ち欠けの影響を受けていることは昔から知られていました。


以下はバイオダイナミック農法ではありませんが月の力を使った農業です。


「月と農業 ー中南米農民の有機農法と暮らしの技術」ハイロ・レストレポ・リベラ著 農文協 より


「月が満月になる過程では、計画、補助、生産、吸収、吸入、活力の維持、増強が促される。逆に、月が新月に向かう過程では、浄化、汗を乾かし、あるいは汗をかき、発散し、活動とその力の消耗を導く」


「月のやわらかい光が地中に射し込む深さは、陽の光とは比較にならないほど深い」


「月齢がその成長に際だって影響を及ぼす植物は多種にわたるが、なかでも顕著なのは、ツル性植物、ブーゲンビリアなどの夏の植物、フジなどだ。さらにいくつかの植物の開花が、潮の干満と密接に関わっていることも証明されている。」


「月齢と樹液の活動:新月→樹液の流れは下降し、根部に集中する/上弦の月→樹液の流れは上昇し始め、幹部に集中する/満月→樹液は樹冠内の葉、花、果実の部分に集中する/下弦の月→樹液の流れは下降し始め、樹幹や根部に集中する。」


「新月から満月に向かう時期は、どの植物でも光合成が盛んになり、とくに新月から三日間にそのピークが来る」


「穀物、果実は上り月(新月から満月の間)、根菜類は下り月(満月から新月の間)の月夜に撒く」


「長期間貯蔵する穀物は十八夜から新月の初め3日間の間に収穫するとよい」


「留意したいのは、地上部でも地表面に育つレタス、フダンソウ、ホウレンソウ、リトルコーン、キャベツなど、葉を食用にする野菜の場合は、二十六夜で播種したほうがよいことである。三日月で播種すると、花が早く咲いてしまう傾向がある。」


「レタス、ホウレンソウ、キャベツなどの葉物野菜は十六夜、満月の次の日に収穫すると美味しい物になる」


「地中海で獲れたウニは、満月の時にもっとも性成熟し、味もよくなる」紀元前4世紀のアリストテレス


「上弦の月と満月のときに巣箱の土中奥深くに届く微量の光は雄雌両性具有へのマッサージ的役割(性的刺激)を果たすと共に、繁殖も助長する」


「播種(はんしゅ)するのは月が膨らんでいくとき(新月から三日月~満月の3日前までの、水分が地上部へ拡散する時期)がよいとされる。特に満月の2~3日前までに播種を完了するのがよい」


柑橘類は「種子を取るのは二十六夜(下弦から3日後)三日月に肥料に漬けて種が発芽したら、三日月から満月の間に挿し木して、定植は新月から満月の間、剪定は新月収穫は新月から満月に向かう水分の集まる時期に行う」


「十八夜(満月後3日~新月の最初の3日間、水分の下部へ拡散時)には地下に育つ野菜などを播種するとよい」


「農家の間では、納屋などを建てるときの建築材は、二十六夜をはさんだ前後に伐り出すのが最も良いと考えられている。」


「新月に伐採すると虫がつきにくく燃えにくい木造の家が建てられる」


「カンキツ類の整枝・せん定・・・せん定を行うのによい月齢は新月である。このタイミングで行えば極端な徒長枝の発生を防ぐことができ、果樹全体の成長を阻みかねない吸枝(いらない枝)があちこちにできないようになる。」


2009年の3月に渡米してニューヨークに滞在しました。


NYから帰国する前にNY郊外のシュタイナー学校とバイオダイナミック農法の農場を訪れました。

早朝6時にNYグランド・セントラル駅からメトロノースの列車に乗り、途中で優雅に泳ぐ白鳥の姿を眺めて、約2時間後の8時20分にWassaic駅に到着しました。


そこから車で30分くらい走ってマサチューセッツ州境近くのハーレムビル(Harlemville)にあるホーソンバレー農場に到着しました。 


ホーソンバレー農場(HAWTHORNE VALLEY FARM)は400エーカー以上の農地と生産設備をもった大きな農場です。


ホーソンバレー農場のバイオダイナミック農法の作物と加工品は最高品質のブランドになっています。


NYのユニオンスクエアのグリーンマーケットには毎週ホーソンバレー農場が出店していて新鮮な野菜や果物、ホーソンバレー農場ブランドの自家製のヨーグルトやチーズ、ケーキ、パイ、ブラウニー、スコーン、マフィンやパンなどが売られていて健康志向のニューヨーカーにとても人気がありました。


農場の道路の向いにはルドルフ・シュタイナー学校が併設されていて、幼児教育から小中高校まであります。


シュタイナー教育のショップもあってさままざまなグッズが販売されています。小学校の授業に編み物や木工、詩の朗読やダンスがあり、古代スカンジナビア神話やギリシャ、インド&エジプト神話の授業もおこなわれていました。 


ニューヨーク市のルドルフ・シュタイナー学校の生徒が夏のキャンプに一週間、農業体験を求めてこの農場を訪れたり、一般市民の為の農業と環境の相互関係を学ぶエコロジカルなプログラムも組まれています。 


森と山々に囲まれた 小さな村の農場にもかかわらず、大都市に負けない立派なオーガニックのマーケットが併設されていました。


カフェもあり食事やお茶を飲むこともできます。

ホーソンバレー農場の製品だけでなく書籍やお香やアロマなど様々なオーガニック用品も売られていました。 


かなりの人々がNYを離れて自然を求めてこの地域近郊に滞在しているようでした。

ホーソンバレー農場を案内してくれたMさんもそうです。

以前は都会でTV局の番組のコーディネイターをしていましたが結婚をして自然豊かな農場近くの村に引っ越して子供をシュタイナー教育で育て、マクロビオティックの食生活をしています。


マーケットで買い物をしたあと、農場を案内してもらいました。

先日、子牛や子豚が生まれたばかりだというので見に行くと母豚が子豚に頬刷りをしていて、何とも微笑ましい光景でした。 


昼はマサチューセッツ州のベケットにあるクシ・インスティテュートでマクロビオテックのランチをしました。


ニューヨーク滞在中は、フェルデンクライス研究所とバイオエナジェティックス・コアセンターでワークショップをして、エドガーケーシーセンターとレーリッヒ美術館を訪れました。


ニューエイジのルーツである神学協会とロンドンで「ニューエイジ」の編集長をしていたオレージとグルジェフ が出会った場所チャイルズカフェも訪れました。


20世紀後半に現れたニューエイジと呼ばれた潮流が、来るべき持続可能な社会という大海に向かって流れていることを確信させてくれた、アメリカの滞在でした。


ホーソンバレー農場 HAWTHORNE VALLEY FARM 




































昔、友達と旅行で友邦さんの写真にあるニューヨークのこの辺りに行ってすごく楽しかった思い出があって懐かしい。

本当に楽しかった♪

🇺🇸がこんなヤバい国だとは知らなかった若い頃の話。





続き▼




































写真かこれ以上載せられないのでこのへんで。





大変勉強になりましたお願い







良い午後をお過ごしください♪







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