ブログにいらしていただきまして
ありがとうございます
まきてぃ.です。
下水汚泥肥料、PFASなど、危険な下水汚泥利用について
種の専門家であり、食の世界の運動研究者、印鑰智哉さんより
下水汚泥肥料についてその危険を書いたら、肥料会社の経営者からすばらしいコメントをいただいた。それを紹介したい。まずは下水汚泥問題について説明しておく。
安全な糞尿を肥料に使うことは江戸時代以来やられてきた。でも現在の下水汚泥は安全とは言い難い。重金属はもちろん、地域によっては放射性物質も集積し、PFASなどの化学物質も含まれていることが予想される。PFASは軍事基地周辺での汚染が深刻になっているが、フライパンやトイレットペーパーなど広く日用品でも使われてきたため、通常の下水でも微量含まれている可能性がある。
汚染された下水汚泥を肥料の原料に使ってしまえばPFASには無縁な農地までがPFASに汚染されてしまいかねない。現にこの下水汚泥肥料の先進地、米国ではすでに日本の全農地の倍に匹敵する800万ヘクタールがPFASによって汚染されていると言われている。いったん汚染された土地を浄化することはきわめて困難である。閉鎖を余儀なくされた農園も出現しているという。米国メイン州は昨年下水汚泥を肥料にすることを禁止した(1)。
化学肥料の価格がウクライナでの戦争の前から上がり始め、戦争後は暴騰している。それへの対策として農水省・国交省が全国レベルで下水汚泥の肥料化を打ち出し、その拡大を強力にプッシュしている。規制に動く米国と真逆に推進に走る日本。しかし、日本では下水汚泥についてPFASについては基準すらない。検査の対象にもなっていない。カドミウムなどの重金属については基準はあるが、果たしてその基準を満たせば、安全かというと、これは研究者も太鼓判を押していない。なぜなら重金属には放射性物質とは違って、半減期もない。生物濃縮を引き起こすのできわめて低い値でも継続して使えば汚染が上がる可能性があるからだ。
もっとも下水汚泥肥料は大変な売れ行きだという。いったん農地を汚染してしまえば、その回復は極めて難しいにも関わらず。いくら書いてもマスコミは報道せず、この問題に取り組む団体も出てこない。挙げ句の果てには「印鑰は農業は何もわかっていない」などと理不尽な非難までが寄せられる始末。なんてことだ。危険がわかっているのに、止められない、と苦しい気持ちになっている。
この広域下水汚泥肥料を米国メイン州のように禁止できなくともPFASの検査は必須、また重金属の基準値が本当に問題ないか再検討も必須だろう。地方自治体で条例などで規制することも可能なはずだ。いったん汚染されてしまえば、それは取り返しがつかず、未来にわたって苦しめられることを思えば、地方自治体にとっても、下水汚泥肥料は高くつく可能性が高い。
そんな中、こんなメッセージをブログ記事へのコメントとしていただいた。全文引用させていただきたい。売り上げが下がること必至なのに、あえて下水汚泥を使うのをやめるという。経営者としては苦汁の決断だろう。他の肥料会社が利益を得る中、この会社の経営に何かがあったら、これは農水省・国交省の責任と言わざるを得ない。このような良心的な肥料会社が損するような国にしてはいけない。
以下コメント引用します。
------------------------------------------------
下水汚泥肥料促進反対
2023/09/17 5:06 AM
下水汚泥肥料を生産している会社経営者です。
今まであまり考えないで下水汚泥を受け入れてきました。
昨今の下水汚泥肥料促進の流れに逆に抵抗を覚え調べていたらPFAS等の難分解性の汚染が懸念される物質の存在を知りました。
肥料を生産する会社には積極的に下水汚泥を受け入れる会社と入れない会社がはっきりと分かれます。
下水汚泥を受け入れている会社は比較的規模が大きく売上欲しさに受け入れしている感はあります。同社を含めて。
量の多い下水汚泥は売上が大きいのです。
逆に受け入れしない会社は比較的規模が小さな会社が多く、堆肥の質と環境配慮において重きを置く会社が多いような気がします。
昨今の脱炭素社会、SDGsの促進が後押しして下水汚泥肥料がいかに素晴らしいか宣伝している会社もあるようですが、実態は売上確保であり追い風が吹いてる事を良いことに環境に良いことをしていると宣伝する姿勢は上辺だけの拝金主義者が聖人君子の皮を被るように見えてきました。
当社は今年度で全ての下水汚泥の受入を断り安心出来る肥料生産に舵をきります。
売上は下がる事は間違いありませんが食に直結する肥料生産の仕事なので、ここはしっかりと行動したいと思います。
きっかけを作ってくれた記事に感謝します。
ありがとうございます。
------------------------------------------------
コメントをいただいた元記事
(1) 2022年5月23日の下水汚泥肥料に関する投稿参照
素晴らしい経営者がいらっしゃいますね
重要な問題です!
脱炭素、SDGsの嘘
PFASの危険性
私たちの健康にも繋がること。
まずは知っていきましょう。
ではでは
今日も氣づき多き良い一日を
素粒水の浄水器(シャワーヘッドとキッチン用があります)おすすめです!
水道水の中に含まれる
トリハロメタン(発ガン性物質)、ダイオキシン、塩素、その他薬品
それらや、農薬や添加物なども醗酵の力で分解、除去してくれる素粒水の浄水器です。
小さくて良心的価格!
とても経済的なのにパワーはすごいので、ぜひこの機会に設置をご検討してみてください。
飲み水、料理に使う、野菜などの農薬を落とす、うがい、シャワー、お風呂、洗顔…
毎日使うお水ですから、良いお水を使いたいですよね。
それには有害物質を除去または無害化して、良いお水を作る浄水器を。
高いから良いのではありません。
しっかりとご自宅の水質を調べてみてください。
塩素除去の問題はもちろんのこと、なんと密閉していれば何年も腐らないので、備蓄にもなるのと、ペットボトに入れたの素粒水を部屋中に置いておくと電磁波からも守られ、ラジウム温泉効果もあるという…
発酵もするし、本当に素晴らしい(不思議な)お水です。
シャワーヘッド、キッチン用とも(カートリッジ付)19,800円、交換用のカートリッジは4,730円です。税込。
お問い合わせ、ご購入希望の方は、
まきてぃ.⬇️までメールください。
必見!塩化マグネシウムで様々な疾患が!免疫機能にも
【フラーレン・バッキーボール、電磁波対策ブレスレット、ネックレス】
健康石としても大人気のテラヘルツ鉱石と、電磁放射線を遮る力があるといわれている希少石の「シュンガイト」を使用した『電磁波対策ブレスレット』
次回の発売は9月下旬になります。
またこちらでお知らせします。
※発送まで2週間前後かかります。お待たせして申し訳ございませんがご了承くださいませ。
【宝石質ラブラドライトAAAラウンド2mm】
フラーレン・バッキーボール、天然石、電磁波対策ブレス、浄化グッズ、健康関連商品
『ライトブリス』